妖怪ペダル回し
おのださかみち
妖怪ペダル回しとは、自転車乗りを追い回す妖怪である。
概要
主に千葉県山中に出没する。また、箱根山や富士山に出没したという噂もある。
小柄な体格でメガネをかけていて、山道を走行中の自転車に後ろから満面の笑顔で追いかけてくる。
また、まれに都市部にも姿を表し自転車どころか自動車を追い回したという噂もある。
目撃者の報告
車の窓からタバコをポイ捨てしたら、吸殻を持ってママチャリで追いかけ、そして追い抜いて走り去っていった。
峰ヶ山峠道の山頂で「ヒメッ!」と叫びながら追い抜かれた。
夜の箱根山を走行中、気がついたら背後に忍び寄られていた。
箱根山の山道で自転車乗りによる壁ができていたのにも関わらず、すり抜けて追いかけてきた。
巨漢と共にヒメヒメ歌いながらやってきた。
目撃者の反応
「何なんだこいつ、こいつは何なんだ」(千葉県高校1年生)
「なんだよ、どんだけ…だよ」(千葉県高校2年生)
「こいつだけは、イミがワカラン」(京都府高校1年生)
遭遇したときの対処法
落ち着いてそのまま自転車に乗っていても、笑顔で並走されるので推奨はしない。
また自転車を止めても、少し追い抜いて立ち止まり、じっと見つめてくる。
1番有効な対処法は全速力で走ることである。全力で走行すると、すぐに追い抜きそのまま走り去ってくれる。
決して抜かれようと踏ん張ってはいけない「…好き好き…大好き…」と謎の詠唱とともに更に速度を上げてくる。
もっとも、基本的に害はないので、身の危険を心配する必要はない。