ザ・ブルークリスタルロッド―THE BLUE CRYSTAL ROD―は、
1994年にナムコから発売されたSFC用のアドベンチャーゲーム。
ドルアーガの塔を第1弾とするバビロニアンキャッスルサーガシリーズの最終章。
シリーズ上の正式なタイトルは、“the Destiny of GILGAMESH”(ギルガメスの道)。
ストーリー
ドルアーガの手からブルークリスタルロッドを奪還して崩れ行く塔から生還し、
バビリム王国を救ったギルとカイ。女神イシターの導きの元、ロッドを天界に返上するため
2人は新たな冒険へと旅立つ。
ゲーム概要
アクション性の高かったこれまでのシリーズとは大きくゲーム性が変わり、選択肢を選ぶことで
展開が分岐してゆくアドベンチャー形式のゲームとなっている。
エンディングは全48種類で、グッドエンドともバットエンドも取れる数々の結末が用意されている。
しかしそれはいずれも等価値であり、正しいエンディングは存在しない。
どれもがみなバビロニアンキャッスルサーガの正統な結末となる。
それまでに表立って公開されることのなかった舞台設定やキャラクターなどが多く登場し、
バビロニアンキャッスルサーガの世界観の全様が示されるものの、大胆なゲーム性の変更に、
賛否の声は大きかったようである。