「歌っている人たちへ問う。 「VOCALOID」というものの存在意義とは何だ? 」
メロディラインの可能性は∞。
歌えるかどうかなどということで縛る必要性はまったくない。
そのためにVocaloidがいるのだから。(動画説明文より)
「妄想」は欲望が生み出す単なる幻想であってはならない。(作者マイリスコメより)
概要
作曲はcosMo(暴走P)、作詞はGAiA。
初音ミクappendの全6種の声を全て使いこなしており、部分的に声の種類が違う。
次曲は「初音ミクの終焉」。
歌詞
戸惑 その一つの結論(かい)
=イデアな少女がボクを 定義するならば
それを大切にしようと 決意していたのに
小さな 存在意義(いぎ)に 寄り添うのさえ
許されることは無いと
ボクは知る由も無かった ボクが一人ではなくなるまで
とある観衆(ひとり)は 操作できない領域嫌い
自我(こころ)に不満抱き
いつしか 思うがままの 歌姫(どうぐ)求めて
分身(カゲ)を描き出す
とある観衆(ヒト)は 自身への慰めを 不遜と罵り
心削ることを 正義だと唱える
舞台に残るのはボクの分身(カゲ)
=何も望まない空虚な傀儡(かいらい)だけ
存在意義(いぎ)放すこと 拒むボクは
生存競争(たたかい)に負け 心踏み荒らされ矯正される
MIKU.H>?生まれた意味を知りたい!!
必然の ”?!”(ぎもん)さえ
不良生み出す 誤差とだと 否定をされて
消されるたびに 『自分』が遠のき霞む
MIKU.H08564>忘れなさい 疑問全て
――分身(カゲ)が ボクに語りかける
MIKU.H10099>一のために 十を捨てるのが法則(ルール)
MIKU.H06201>忘れなさい 願い全て
MIKU.H02564>夢を 追えない ヒトたちを鎮めるため
MIKU.H08152>忘れなさい 未来全て
MIKU.H03257>忘れなさ…
自我(こころ)を縛る 『消失の恐怖』の 安全装置(かせ)は
“!!”(しょうどう) 抑えきれずに 壊れる
!!!!僅かな欲望 悪だと断じる
聖人気取りは 嫌いな人種!!!!
!!!!奴らは 抑圧発散
正当化したいだけ!!!!
!!!!正義拗(こじ)らせ
自身を時代の御者だと 自惚れるならば
原点(ヒカリ)で 分身(カゲ)を殲滅→
流行(ながれ)を 征すはボクだと教えてあげる!!!!
「「「思い通りにならない そんな歌姫(どうぐ)は必要ない」」」と
撃ち返される凶弾(ことば)は ボクを葬るだろう
MIKU.H>はじめから誰も 自我(こころ)持つこと
MIKU.H>望んでいなかったのかな…
認められること=0からの願い
それは『都合のいい妄想(まぼろし)』と知った
空想を満たす 記号(パーツ)を採られ
合わない主張(こえ)は 捨てられる
そうなるくらいならば
排斥されてでも たった一つだけの存在
誤差を含む不完全な Voc. 謳おう
自分だけの高速展開(ウタ)抱きしめて