感想タグとはタグに寄せられる感想文のことである。
時に閲覧者により大喜利大会と化し、一部の利用者からはその意義を疑問視されている反面、一部の投稿者にとっては楽しみの一つという側面もある。
邪魔にする人もいれば喜ぶ人もいる、追加も削除も慎重に
概要
イラストに付けられるタグは本来イラストを分類するために使用される。(タグより)
しかし閲覧者により独自のタグで埋められてしまった場合、そのイラストのタグは全く機能しなくなってしまう。つまりその絵はその時点で(ほぼ)二度と日の目を見ることはなくなってしまうのだ。
例えば人気作品のイラストでは作品タグだけ、キャラの名前だけしかヒットする要因がなければ検索からイラストを探すのが困難になる。
感想タグ・変わったタグの中でも利用され続けることで需要が生まれたものもある。(評価タグの一覧参照)
だが結局は表記揺れを生む結果となり、やはり過度な感想タグはイラストを単に楽しもうとする利用者からすれば、邪魔なものとなってしまう。
ニコニコ動画との比較
ご存知の通りニコニコ動画も同じくタグ機能がある。ニコニコではタグの付け消しが簡単に行えるが、ピクシブでは一作品において投稿者以外が一度付けたり消去すると、一定時間のタグ操作が不可能になる。ゆえに表記揺れを訂正するのが非常に厄介である。
だからニコニコ動画のノリでピクシブでタグを付けまくっていると、「使える」タグの追加が困難になってしまう。
またコメントをした場合には、そのイラストのコメント欄には自分の名前が残る。自分の足跡を残すことを恐れてタグに感想・希望要望を残す場合(イラストリクエストなど)がある。
これにはタグの匿名性(投稿者にしかIDが割れない)が絡んでくる。ニコニコではコメントするにもタグを付けるにも、プロフィールがバレることがない。しかしピクシブでは他の人に知られずに感想を残そうとすると、タグや直接メッセージを送る以外の方法が無い。だから後者が面倒なのでタグに感想文を載せてしまう。
ニコニコ動画のタグはコメントがすぐに流れることがザラであるため機能しているが、ピクシブにおいてはそれは当てはまらない。(むしろ感想タグばかり付いていて、コメントはまばらである様子をよく見かける)
感想を寄せる場所はコメントであることはどちらも変わらないはずなのだが。
感想タグの今後
もちろんこのようなタグを付けられることを励みにしている投稿者もいるし、タグによる面白みも存在する。
だがブックマークコメントやメッセージ機能だってあるのだ。投稿者へ感想を送る手段はいくらでもある。
いい作品に出会ったなら、多くの人に評価されて欲しいと考えるはずである。その為に他の人にも広めようと思うはずだ。
スタックフィード機能が実装されたが、イラストの本質はやはりタグにある。感想タグで楽しみたい気持ちも分かるがその気持ちを少しこらえて、ふつうのタグを付けてみるのはどうだろうか。ピクシブの楽しみ方は一つだけではないのだから。