最初で最後のお願いだ
――僕は、まだ君と遊んでいたい
概要
この曲は同氏の第十七作、アイデンティティ・クライシスの裏版である。
それ故、歌詞も所々リンクしている。
歌詞
君の手、僕を透過して
黙る、黙る、非力思考回路
驚いた瞳はまんまるで
揺らぐ、揺らぐ、常識世界観
もしかしてこれは幻?
違う、違う、右脳はわかってた
君は人間じゃなかったけど
何故か、僕は恐くなかったんだ
退屈混じりの4限目
黒板の文字はやけに達筆で
ぼやける視界端の
優等生の彼は今日も欠席で
さよなら、さよなら、さよなら
帰りの会を始めましょうか
さよなら、さよなら、さよなら、さよなら
アナザー・ディアレストはお星様
冴えない僕の道標(一難去ってさ、また一難)
帰り道がわからないの?
僕と一緒に探そうか
気難しそうな顔して
悩む、悩む、君を横で見てた
「自分の名がわからない」と
語る、語る、君を横で見てた
思い出したらどうなるの?
廻る、廻る、左脳はわかってた
君が消えてしまうのが
僕は、僕は何より怖かったよ
眠たい瞼の5限目
はやく帰ってゲームでもしたいな
うつろう視界端の
優等生の彼は今日も青い目で
さよなら、さよなら、さよなら
帰りの会を始めましょうか
さよなら、さよなら、さよなら、さよなら
アナザー・ディアレストは王子様
王様には成りきれず(魔法と罠解き、駆使してもなお)
遠くで君との「さよなら」が
手招いてる気がしたんだ
時間が経つほどパズルは
完成品に近づいていくけど
無力な僕はまだ、
君がいなきゃ駄目な奴でして
何にも出来ないお化けと
いうのは寧ろ僕の方なんだよ
願いを叶えて、王様、王様
アナザー・ディアレスト僕は考えた
君が闇に堕ちるなら(目を覚まして、僕は此処だよ)
命を盾に呼び戻すよ
僕は逃げも隠れもしない
アナザー・ディアレスト僕は叫んでた
僕の記憶をあげるから(耳を澄まして、僕は此処だよ)
最初で最後のお願いだ
僕は、まだ君と遊んでいたい
僕は、まだ君と遊んでいたい
余談
この歌詞に出てくる「優等生の彼」というのはTriple travelのお兄さんらしい。
詳しくは本人解説ページを参照。