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概要

週刊少年ジャンプに2008年17号から41号まで連載されていた漫画作品。

作者は古味直志でコミックスは全3巻。

連載終了後も人気は衰えておらず、短期打ち切りになったことを嘆く人も多数いる。

そのせいか、次作『ニセコイ』のアニメ放送と読み切り短編集『恋の神様』の発売に合わせてコミックスが再刷りされたり、『ジャンプ+』で2015年4月から復刻掲載されたりしている。

あらすじ

未知の奇病「トロイ」が蔓延する世界で少女のエルレイン=フィガレット(エルー)は、自らもトロイに感染しつつ、感染者の毒を吸引する巡回僧(シスター)として患者に治療を施し続けていた。シスターの宿命として長くは生きられないことを冷静に受け止めつつ、トロイの無くなる世界を夢見ていたが、とある街タームでの治療の帰り、ついに彼女はトロイの発作を起こす。エルーが死を覚悟したその時、絵描きの少年キリ=ルチル(キリ)が偶然彼女の手を取ったことで、エルーの発作は収まる。

キリは、エルーに触れてもトロイに感染しないばかりか、エルーに触れている間は彼女の発作を止めることができるという特殊な体質を持っていた。シスター協会の指令を受けて、二人はキリの体質を解明するためにシスター協会本部へ向かうことになるが、シスター協会からその間は「一切手を離してはいけない」と言われる。

登場人物

主要登場人物

キリ=ルチル主人公、「フレア」という不思議な力の持ち主。                    芸術の才能を持ち、手先が器用である。
エルレイン=フィガレット通称「エルー」、巡回僧(シスター)でキリに助けられる。             寝癖がひどく、寝相も悪い。
スイ「アヴィー」という武器のフープを髪の中に4分割にして携帯している。    さくらんぼが好物。
ファラン=デンゼルキリとエルーに「双戦舞(ダブルアーツ)」を指導する。               趣味はお子様ランチの旗やお面集め。

用語

トロイ

正式名称は「透化病(とうかびょう)」。700年前に初の発症例が確認され、これまで10億人以上がトロイの犠牲になった。既に感染している者への接触によって感染し、発症すると発作を起こして徐々に身体が透けて1分程度で消滅する。感染者の手は冷たい。

吸引(ドレイン)

トロイの治療法で、女性の中には稀にトロイへの耐性が強い者が存在し、そのような女性がシスターとなり、患者の身体に直接触れることで患者の毒を自分の身体に吸引して病気の進行を抑える。しかし、吸引ではトロイを完治することはできず、完全な治療法は未だに確立されていない。

フレア

キリが持つ不思議な力で、キリに接触した人間の免疫力・治癒力・肉体機能を強化させることができる。手をつなぐなど、触れる人数が多ければ多いほどその力もより増大する。「フレア」という名称はキリが名付けた。

双戦舞(ダブルアーツ)

ファランが編み出したキリとエルーの二人一組の武術である。ワルツをベースとした戦い方で、元々ダンスの素養があるエルーと、フレアの力を持つキリが力をあわせることで無類の強さを発揮する。

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