概要
キュウビ御霊会ミステリヰの後篇にあたる。
前作同様曲中の語りにはドラマCDのキャストも参加している。
歌詞
妖怪特区ヲ作ルノジャ
コノ地ニ我ラノ楽園築クノジャ
最後ノ最後ニ立チハダカル者ハ
図ランヤ童デアッタトハ
轟く雷鳴 ドロドロゴロゴロ
事件の真相 吐露吐露吐露吐露
おやめになって アレアレアーレー
ゾクゾク
愛しアヤカシどこへ行くあんなにも溢れてたのに
怖かろうとすごんでも街灯に溶けた
九本アッタラ大変ジャ
尻尾ノ手入レモマッタク楽ジャナイ
憎マレ役ナラ心地ヨイ
ソレ我ラノ住処を 奪取奪取奪取
蠢く礎 カミサマイカサマ
天竺瑞獣 禍々禍々
よいではないか アレアレアーレー
ゾクゾク
儚き者 墓無き者あんなにも溢れてたのに
怖がろうと出かけても姿は視えず
「祝福の婚礼の陰に、恋破れ、世をはかなんで
自ら命を絶つ文学青年がいるように、
この世は光と闇が半々だ。
キュウビとは悪をなし、世界のバランスを
保つために生まれた、ある種の装置。」
縛って have a a tie
あの子は口幅ったい
ドレミゼラブル
恐れ見よ 盆 挿話
鬼が来たりて
笛を吹くなり御静聴
あの子が欲しい
あの子じゃわかりゃせんわ
「キュウビは思う。悪には悪の故郷が必要だ。」
「けれど、この国にはそんな場所が残っているだろうか?」
「どこもかしこも人間だらけ。それならどうする?」
「どうする?」
「作るんだ。居場所がないなら作ればいい。」
「勝ち取るんだ。この手で勝ち取るんだ。
のけものにされた妖怪たちが自由に暮らせる土地を!」
「街を」
「街を」
「ナワバリを」
「ナワバリを」
「国を」
「国を」
「『ぱらヰそ』を」
「しかし、夢は夢。」
儚き者 墓無き者あんなにも溢れてたのに
怖がろうと出かけても姿は視えず
アヤカシどこへ行くあんなにも溢れてたのに
怖かろうとすごんでも街灯に溶けた
「キュウビのキツネは、良い暇潰しであったと嗤い、
明けゆく空に姿を消した。」
「でも滅びたわけじゃない。妖怪達はいつでもそこにいる。
きみの、隣にも。」