概要
かぐや姫の身のまわりの世話をするために付けられた未成年の少女で、全般的にシリアスな物語の中で見せる彼女のユーモラスな行動は、一服の清涼剤と感じられた人も多かったようだ。
原作(竹取物語)には登場しないアニメのオリジナルキャラであるが、その出自は描かれておらず、リアル寄りの造形の人物が多い作品の中では強くデフォルメされてマスコットキャラ(パタリロ似とも)に描かれている(もっとも、他の主要人物にも人間離れした造形のキャラクターは多数登場する)。
その形状から他の人間とは異なる能力を持っている、謎が多い、等と解釈する向きもあるが、物語の終盤で月からの使者に眠らされずに済んだのは単に「子供(未成年)にはまやかしの類が通用しない」という設定(パンフレットに記述あり)であったため。
余談
女童は、平安時代に貴族に仕える幼い少女を意味している。いわゆる侍女見習いであった。