cv:こやまきみこ
概要
種族は魔女。おかっぱ頭に先が折れたとんがり帽子、マントがトレードマークの天才少女である。基本的に丁寧語で話し、語尾に「ですぅ」と付けるのが口癖。赤夜萌香を見かける度に抱きついては甘えている。
魔女は人と妖の境界上の存在であることから、現在では人間からも妖からも半端者として差別を受けることが多く、かつては深い谷の奥の小さな結界の村で人間を敵視しながら暮らしていた。学園に入学してからもクラスメイトからは差別され、テストの成績はトップゆえに妬みから冷遇され、また悪戯を繰り返していたために周囲から孤立した状態となっていた。そんな中、萌香を見かけるうちに好きになり、萌香と共に月音にも襲われていた所を庇われ、かつ孤独から救ってくれたことで二人のことが大好きになる。
飛び級によりわずか11歳で入学してきたが歳相応の性格をしており、萌香や同じ魔女である瑠妃を見かけては抱きついて甘えている。度々自身の幼さを嘆くこともあり、胡夢とは女性的な魅力に関して競うことが多く、実はかなりの毒舌家。
1年の夏合宿で人間界を訪れた際には、その過去ゆえに人間を恐れ仲違いを起こす様子も見せるが、月音達と出会ったことを受け、種族が違えど歩み寄ることはできると認識するようになる。萌香と月音が結ばれることを望み、そこに混ざるのが夢なため、度々策を講じて騒動を起こす。
知識の豊富さと頭脳の高さはピカイチで、サポート役やいわゆる話の解説役を担うことが多い。オリジナルのマジカルアイテムを開発・調合することにも長けており、これまでに「ほれほれくん」「すくすくドロップ」「以心伝心」などを開発しては騒動を起こしてきた。主に鋼鉄のタロットカードやタライを魔法で操り攻撃手段としていたが、東方不敗の元で修行をした際に召喚術をマスターし、御伽の国本部に潜入し西龍と交戦した際には、芳芳と連携し見事に倒す。前述の修行をはじめ芳芳との信頼関係を徐々に築いていっており、その後の巻末四コマによれば将来的には芳芳のパートナーとして補佐する姿が描かれている。
コンセプトは「コテコテ魔女っ娘」。