概要
CV:加藤英美里
学園生活部で飼われている小型犬。明言はされていないが恐らく柴犬のオス。
原作においてはどこからともなくゆきが拾ってきた。首輪の跡があるため誰かの飼い犬。
アニメ版においてはショッピングモールで老婆に飼われていた。太郎丸という名も老婆が名づけている。
その後、『とある事件』によってみーくんが預かる。
『遠足』にやって来た学園生活部にみーくんが入部した際に太郎丸も共にお世話になることに。
原作では端役に過ぎず、めぐねえによって「飼い主の元に返された」ため出番はすぐに終わるが、アニメでは大幅に出番が増えて学園生活部のマスコットとなっている。
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以下、ネタバレ注意
- アニメ
前述の通りマスコットとしてアニメオリジナルキャラクターといっても過言でないほど大幅に出番が増えている。
ショッピングモールのゾンビ事件で飼い主の老婆が感染。みーくんが預かることになり、そのまま学園生活部の飼い犬となる。
1話からサブレギュラーとして登場するが、みーくん視点から見た4話の事件当初は老婆の飼い犬としてショッピングモールでみーくん・圭と出会っている。『太郎丸』という名は老婆が名づけたものだった。
みーくん・圭に拾われた時点では血痕はついているものの負傷はしていなかった模様。
原作では直接の接点がなかったみーくんに対して何かしら警戒心を抱いているというやり取りが多い。圭が「生きてるならそれでいいの?」と言い残して外へ助けに行った後、みーくんが太郎丸に怒鳴り散らしたことを根に持ってるのかもしれない。
また学園生活部のドアを自分で開け閉め出来る模様。
アニメではめぐねぇとの接点はなかったが。9話の最後でゾンビ化しためぐねえと避難区画で遭遇してしまい、ついにゾンビ化してしまった。
それを裏付けるかのように10話のEDでは学園生活部の4人ではなくめぐねぇの傍にいる。
しかし威嚇行為を行う、飛び掛かる、走る、と他のゾンビや原作の太郎丸と全く異なる非常にアクレッシブな行動(めぐねぇは原作通り緩慢で対照的)をとっており、原作と異なるシナリオ展開も相まってどういう運命をたどるかは現状見守るほかない。
- 原作
原作の太郎丸はめぐねえが健在だった頃にゆきが拾ってきた。そのためみーくんとの接点はなく、みーくんがりーさんから過去の話を聞くという形で語られるに留まる。
この時点で首の毛の下に傷を負っている。アニメ版と違い既に感染状態だったと思われる。繋がれた鉄の鎖を噛み千切ろうとする程の凶暴な姿を見せる。
その事に気付いためぐねえが(殺すのは忍びなかったため)一旦学校の外へ放している。
(なおめぐねえの「遺書」では最初拾ってきた時点では可愛い犬だったと思ってはいた模様)
その後、めぐねえはゆきに「飼い主が現れたので返した」と嘘をついて誤魔化した。
だが帰巣本能があったのかゾンビ太郎丸は学園生活部に帰って……
こちらでは太郎丸という名前は由紀がつけている。
正確には「名前をつけると情が移るので、飼い主が現れるまでしばらく待った方が良い」という理由でめぐねえに止められている(もちろん実際にはしばらく経過を観察するため手元においておく為、めぐねえがついた方便である)。
ゆきがこの子犬を太郎丸と呼ぶのは子犬が「飼い主に引き取られた」後である。
そのため厳密には名無しの子犬なのだが、ファンの間では特に区別すること無く「太郎丸」と呼ばれている。
なお、上記アニメEDでめぐねえと歩いている絵は原作5巻の口絵がモチーフである。
また、アニメでは太郎丸とみーくんの絡みが印象的だったが原作ではそもそも微塵も接点がない。
なお太郎丸の声優である加藤英美里はニトロプラス×芳文社の某魔法少女アニメの某ダークマスコットを演じている。