マリー・アンジェル
まりーあんじぇる
マリー・アンジェルとは、テレビアニメシリーズのロボットアニメとしては 初の女性三名を主人公とした「超時空騎団サザンクロス」の登場人物。
概要
惑星グロリエ軍(通称「サザンクロス軍」)の 航空宇宙局 宇宙機甲隊に所属するの尉官(少尉)である。
男勝りなところがあり、渾名はコスモ・アマゾネス。
戦闘で負傷して入院していた際、シャルル・ドゥ・エトワードが見舞いに訪れたことを機に恋仲となった。
物語の謎解きを理由とする構成の都合上、陸海局・戦略機甲隊のジャンヌ・フランセーズ率いる 第15分隊 が、第16話まで留守部隊となり戦闘場面の出番がない為、ロルフ・エマーソン参謀長官を空宇局の総司令官とした「アルス開発基地」を拠点とする惑星グロリエ側との挟撃作戦などで、作品後半は出番が多くなった。
第11話までは 軽・可変戦爆撃機 VF-8 ローガンの指揮官機(CAG)を駆り、第13話からは VF-1 バルキリーを想起させる、最新鋭の 可変戦闘騎兵機 VFH-10A オーロラン に乗り換える。
なお、いずれの機体も 1/35 の完全変形模型または玩具の企画がポピーから発表はされたものの、番組自体の不振から、結局実現しなかった。
Adventure creation 第13頁:魅力的なコスチューム。斬新な変形マシン群。ポピーの新挑戦、ここに始まる。 (1984年8月1日付け報道発表)
- ポピーの完全変形玩具に関する報道向け資料では「VFH-10 オーロラン」は、『汎用・発達型・攻撃ヘリコプター』として、MAAH / M ulti‐purpose A dvanced A ttack H elicopter の兵装システム名称が付与されている。
- 同様に「VHT-2 スパルタス」は『汎用・発達型・ホバークラフト・自走砲』として、MAHG / M ulti‐purpose A dvanced H overcraft self-propelled G un の兵装システム名称が付与されている。
声優
- 原作:水倉久美子 (活動の場をナレーションに移行の際、福純寛子(ふくずみ ひろこ)に改名。本名:数野尊子。)
- 海外で原作を翻案編集して放映された「ロボテック・シリーズ」第二世代編では「マリー "アンジェル" クリスタル」 (Marie "Angel" Crystal)ノヴァ・サトリ」 と原作での「姓」(ファミリーネーム)がミドルネームに移動変更され、機甲創世記モスピーダにてインビットのシ・ラ(原作での名「ソルジー」)を演じた バーバラ・グッドソン (Barbara Goodson) が好演しており海外でも人気が高い。