ネタバレ注意
重要
家族艦隊にはもう一人家族がいた。
それが那珂である。
那珂は他の家族から愛されていた。
しかしそれは長く続かなかった。
天竜が敵潜水艦に襲われ、航行不能になったという知らせを聞き、夕立と共に急いでトラック泊地付近に向かう。
そこで天竜を救助したが、その帰り道で敵空母に襲撃される。
那珂は大破してしまい、天竜を夕立に任せ、その際にこう発言した。
「必ず我が家に帰る」
しかし、彼女は我が家に帰る事は無かった。
「私を忘れないで」
一方天竜と夕立は鎮守府で那珂の帰りを待っていた。
彼女がすでに帰らない事に気付かずに
菊提督は既に沈んだと思っていたが、家族達はまだ生きていると思っていた。
そしてそれから数年立ち、彼女は我が家に帰る事となる……。