リアル棒人間
りあるぼうにんげん
棒人間をリアルに描いている絵のこと。一部では、むしろ棒人間というよりも、ほとんど人間というレベルにまで達しているものも見受けられる。一般的な棒人間とは違って、そのデザインは逆に人間の身体構造を基盤としている。
棒ではない
オリボウ・ピク棒などとの差異
リアル棒人間は、*ぴく棒人間やオリボウとは異なり、ポップではなくシックな印象を受ける。より人間に近いため、以下のような傾向がみられる。
- 首、肩がハッキリ出ている。
- 鼻がある(よりリアルに描けば見た目がより濃くなる)。
- 胴体が棒ではない(筋肉が強調されて見た目がより濃くなる)
- 腕や足などの太さにメリハリがあり、関節も一目ではっきりと判る
- 服ががっちり着せられている(むしろ着せないと…ね？)
- 髪があまりない(あるとむしろ普通の人間になってしまう)
- 異常なセクシーさや、イケメン臭を放っている(
オリボウとの境目
近頃では、うごめも出身のオリ棒作者がpixivへ移行する傾向が目立っている。
それ故、今までリアルな棒人間を描いたことのないユーザーが描いたとおぼしき絵が増えており、
このジャンルに若干足を踏み入れる傾向が見られる。
とはいえ、人間を描いたことのある人にこそ、この差異をはっきりと際立たせることが出来ているように感じる。
経緯
このタグを最初につけたのは、「シーチキン＝まったいよう」というユーザーである。
今は消息不明だが、海外で有名な棒人間創作のRHGに憧れ、このマイナーなジャンルに自分の身を投じるようとpixivに現われた。
そこで、シンプルなはずの棒人間の中に創造性を追求するオリジナル棒人間というジャンルの中でも、さらに手を込めてもっと魅力的にしたいと思い、その思いを突き詰めた結果が、リアルに棒人間を描いてみる「リアル棒人間」という試みであった。
当時ではおそらく、受けは悪かったであろう。投稿していくうち、リスペクトするユーザーもぽつぽつと増え、今ではpixiv発祥のはずのリアル棒人間がうごめもでも知れ渡っている。そのためか、最近見かける棒人間には肩や首がデフォルトでついていたりもする。
関連イラスト
がっつり、服を着ている。
服をはぶくとこのようになる（筋肉が強調されている）。