概要
臥炎カップ開催の際、新たにディザスターに加わったメンバー。名前の通り、重厚な騎士風の鎧と鉄仮面を身に着けているのが特徴であるが、この鎧はコアガジェットとしての役目を持っている。
ダークネス・ドラゴン・ワールドのデッキを使用し、バディモンスターは、ディミオスソード・ドラゴンである。
臥炎カップには、荒神ロウガやソフィア・サハロフと共にチーム・煉獄を結成して出場。バディファイトにおける「ゴー・トゥ・アーク」の台詞や戦闘スタイルなどから、龍炎寺タスクに類似している部分を指摘されていたが、準決勝における虎堂ノボルとのファイト中に鉄仮面を破壊され、やはりその正体がタスクである事が発覚。その後、カウンター攻撃を決める脅威の新必殺技「ディストーション・パニッシャー」によって、ノボルを撃退し、勝利した。
決勝戦では、未門牙王と対戦。牙王の一撃必殺技である豪斬ガルガンチュア・パニッシャーに対し、ディストーション・パニッシャーによるカウンター攻撃を決めるも、設置魔法の効果を使用することで0からライフを復帰させた牙王に勝利するまでには至らず、自身もガルガンチュア・パニッシャーの攻撃を設置魔法で回避した。
その後、ダークネスドラゴン・ワールドのモンスターが襲撃してきたのに対し、撃退を試みるものの、あらかじめ花薔薇エルフによってコアガジェットに策が施された結果、攻撃をする事が出来ず、逆に返り討ちに遭ってしまっている。
牙王によって何とか撃退された後、試合を続行する事になるも、臥炎キョウヤの命令で横槍を入れてきたソフィアの攻撃から、牙王によって召還されたかつてのバディ・ジャックナイフ・ドラゴンを庇い、フューチャーフォースの力を強制開放させて自ら煉獄騎士のコアガジェットを破壊。最終的にはサンダーストームに進化したジャックによって敗北した。
これによって、煉獄騎士は完全に消滅する事になったと思われたのだが…。
新展開と考察
煉獄騎士は完全にその存在を消したかに思われていたが、続編である「バディファイト100」のエンディングにて、ディミオスソード・ドラゴンと共にまさかの再登場。タスクと対決している。
ED放送当初こそ、かつての自身の罪と向き合おうとしているタスク自身の姿をイメージした演出であるのか、それとも新たに別の人間が、煉獄騎士のコア・ガジェットとバディを引き継いでいるのか不明であったが、第8話のラストにてついに登場。対戦相手であるタスクを討ち負かしている。
実は、この煉獄騎士はタスクが自らの心の弱さと向き合う為の修行として、武装騎神デュナミスが生み出した虚像の存在であり、よろいの中身は空っぽであった。
第9話で引き続きタスクとバトルを行うも、自らの弱さを克服しジャックナイフ・ドラゴンをスタードラゴン・ワールドのモンスターとして進化させたタスクに敗北し、消滅した。