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人物

惑星カラミティ・ゴーダースの大国フィルモア帝国の全ての王家を統べる筆頭王家「ブラウ王家」の星団暦3000年代初頭における女王にして、「帝国聖騎士(サクリファイス)」。

初代フィルモア帝国皇帝サイレンの兄から続く直系の血を引き、帝国の筆頭王家の長としてフィルモア帝国皇帝とはまた別の頂点にいる人物である。

帝国そのものを守る役を担っているためめったに公の場には出てこないが、実際にはお忍びで変装をしてちょくちょくあちこちに出没している。

カラミティのショルティ大陸の全てを統一していたショルティ連合帝国「ダス・ラント」が、ボルガ・レーダース王家の支配する太陽王国とアルカナス帝家の支配するドナウ帝国に分離し、星団暦535年に再統合されてフィルモア帝国が成立した際、レーダー家とアルカナス帝家の縁組によって成立したブラウ王家の当主であるため、「クイーン・オブ・ショルティ」とも呼ばれる。

ノルガン・ジークボゥ茄里・ブラウ・フィルモアの実母であるが、茄里はバルバロッサ家に取られてしまい、ジークボゥは皇家の名と身分を捨てて家を出てしまっている。

表向きには氷のような冷徹な印象の女性だが、ダイ・グ・フィルモアクリスティン・Vを温かい眼差しで見守っている。

しかし、息子のジークボゥに対しては狂気をはらんだ愛情を抱いており、彼の前では「恋する乙女」のようになってしまう。

騎士として

フィルモア帝国元老院「円卓の騎士」であるサクリファイスは帝国最強騎士でもあり、帝国内で彼女に勝てるのは先々代皇后にして星団最強騎士であった八代目剣聖慧茄・ダイ・グ・フィルモアだけであると言われる。

その間合いは相当広く、元老議会に現れた時には軽く睨みつけて放った無手でブルーノ・カンツィアンビオレート・トライトンをビビらせるほど。

慧茄とは通じ合っている関係だが、かつてはサクリファイスの矜持として帝国最強の座をかけて慧茄に三度戦いを挑んだことがある。

三回とも素手で返り討ちに遭って敗退しているが、最初と二度目の戦いから自分の失血量と耐久力を逆算して、三度目は斬りつけるための手足を残すために敢えて胴を晒し出して斬りかかったという常軌を逸した行動をとっている。

慧茄の間合いに入れたのは璃里だけであり、「」を持たないことから剣聖カイエンですら油断できないと言われている。

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