名言(暴言)
最も有名な名言。骸旅団(五十年戦争末期に平民出身の義勇兵によって結成された骸騎士団の残党。戦後、国家の財政難から報償もなしに解散させられ、職を失ったために革命を起こそうとした)所属の女騎士ミルウーダが「私たちは貴族の家畜じゃない」「神の前では何人たりとも平等のはず」と訴えたのに対して放たれた台詞。
この戦闘中はこれ以外にも「同じ人間だと?フンッ汚らわしい」「生まれたときからお前たち平民は俺たち貴族の家畜なんだ」などと、アルガスのコンプレックスが滲み出た名言(暴言)が連発される。
- 「やつとやつの妹はここにいてはいけなかった!花でも売って暮らしていればよかったんだよッ!」
貴族でありながら平民出身のディリータを親友と称するラムザに対して放たれた台詞。
この前後の一連の出来事・会話がラムザとディリータを決別させ、ディリータの「イヴァリースの王になる」という野望を喚起させた。第一章「持たざるもの」からその後の物語へ続く鍵となる台詞だといえる。
なおここでの「花」はふたつの意味を持っていると言われる。