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旺文社国語辞典の編集履歴

2016-05-06 06:59:28 バージョン

旺文社国語辞典

おうぶんしゃこくごじてん

『旺文社』が出版する国語辞典の一つ。最新版は第十一版(2013年)。略称「旺国(おうこく)」。

旺文社国語辞典とは?

サービス精神旺盛な、王道の一冊。語釈は簡潔かつストレート。一般語や古語のみならず、地名・人名などの固有名詞や、和歌や俳句なども含めた、幅広い分野の語を収録。漢字の解説では、常用漢字と人名漢字がすべて掲載されている(※1)。常用漢字には筆順・小中高の音訓割り振りも示されている。ただし、常用漢字の索引が無いのが玉にきず。人名漢字は部首で検索することになる。国語辞典の中では、この辞典がいちばん改訂の回数が多い。


(※1)最新版は2013年なので、人名漢字で2015年1月に追加された「巫(フ・みこ・かんなぎ)」は掲載されていない。と思ったが、重版(2016年)で単漢字項目の「巫」と、さらに新規項目「山の日」「ジョージア〔「グルジア」の新国名〕」がこっそりと追加されていた。「選挙権」が2016年6月から満18歳以上になることについても、重版で反映された。ちなみに重版(2015年)では、「作る」の解説で「創る」と表記することについても記述された。〔その分、別の既存項目の解説の一部が削られたが、大した違いはない〕


『王道の一冊』たる所以(ゆえん)

●国語辞典では唯一、複数の意味を持つ重要語には「中心義」が掲げてあり、その語の中核となるイメージを簡単につかむことができる。

●「類語」「使い分け」「ちがい」「敬語」欄などが掲げてあり、語の微妙なニュアンスや周辺知識も学べるようになっている。

●さらに、「語源」や、言葉の意味の変化が分かる「変遷」欄も掲げてある。

●巻末には「手紙の書き方」「英語略語集」「季語集」「世界文化史年表」など、多くの付録が掲載されてある。



書籍情報〔第十一版〕

【項目数】

83,500語〔第十版より1,500語追加〕

※重版(2016年)では、新規項目がいくつか、こっそりと追加されている。

【編者】

山口明穂・和田利政・池田和臣

【発行日】

2013年10月15日(小型版:11月13日)発行

【ページ・価格】〔税抜き〕

1,696ページ

B6判  (普通版)3,000円

B6小型判(小型版)2,800円

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