キーコ
きーこ
『桃太郎伝説』シリーズのキーコ
主人公・桃太郎が連れている3匹のお供の1匹。イヌ・サル・キジのキジ。
体色は現実の雉のオスに近いが、名前や作中での台詞を見る限り性別は恐らくメス。色はキジだとわかりやすくするためだろう。
きんたんの術などによるサポートが得意で、お供の中でもかなり優秀。
お供にした時の桃太郎の能力値上昇は守備力に傾いている。
『初代桃太郎伝説』『桃太郎伝説ターボ』でのキーコ(キジ)
初登場。鬼によってつづらの中に閉じ込められている。
この頃はまだキーコという名前がなく単に「キジ」という表記だった。
新桃伝のキーコ=桃伝のキジ、さらに桃伝のキジ=桃伝Ⅱのキジなので、この3作品(4作品)のキジは同一とみていいだろう。
救出してお供にすると攻撃力が5、守備力は15もアップする。
かぐや姫の宝物を探す特技を持ち、戦闘中ではたまにきんたんの術を唱えて桃太郎の体力を回復してくれる。
『桃太郎伝説Ⅱ』でのキーコ(キジ)
桃太郎伝説(正確には桃太郎ターボ)から3年後。またもやつづらに閉じ込められている。
名前の表記は初代・ターボと同じく「キジ」。
お供にした時の能力値上昇は初代・ターボと同じ。
前作に引き続き、きんたんでの回復を行ってくれる。
今作から新たに追加された命令コマンドでは、といちやや医者を呼んだり(といちや・いしゃよぶ)、村の中で行きたいお店に飛んだり(むらひえん)、地上を一定距離まで偵察できたり(ていさつ)する。
『新桃太郎伝説』でのキーコ
桃太郎伝説(正確には(ry)から6年後(Ⅱとはパラレルワールドの関係にある)。今回は餓鬼に捕まっておりつづらには入っていない。
キーコというデフォルトネームで登場。彼女に会う前にあるモブキャラに話しかけるとイヌ・サルと共に名前の変更が可能。
お供にした時の能力値上昇は攻撃力が2、守備力が10、はやさが3。
術のレパートリーが一気に増え、きんたんだけでなく中回復のせんきんたんや全体回復のみなきんたんも使え、さらには味方全員の守備力を上げるまもりの術や状態異常の解除もできる。
また、戦闘中にきびだんごを与えると毎ターン行動してくれるようになった。
命令コマンドは医者呼びと偵察(医者呼ぶ・先みる)が前作から続投。新しく使えるようになった命令ではダンジョン内の開けていないつづらの数の把握(つづらの数)や村以外でのアイテム購入(おつかい)などができるようになった。
ただし前作と違い初期の命令コマンドは0で、餌を与えてステータスを上げて一つずつ習得させていく必要がある。
『桃太郎伝説(PS版)』でのキーコ(キジ)
初代とⅡをミックスさせたリメイク作だからか、名前の表記が「キジ」に戻ってしまった。(作品間の繋がりの関係上、キーコと同一の存在かどうかも怪しいところだが)
そしてやはりつづらに閉じ込められている。
お供にした時の能力値上昇は初代・ターボと同じ。
初代・Ⅱと同様にきんたんで回復してくれる。
命令コマンドは元作品であるⅡから減り、偵察と村ひえんのみになった。
『桃太郎伝説 PEACHBOY LEGEND』(アニメ版桃太郎伝説)でのキーコ
CV:横山智佐
「キーコ」という名前の初出作品。(イヌのポチ・サルのモンタも同様)愛称はキーコちゃん。
まつ毛が描かれている、ネックレスを身に着けている、「~のよ」「~だわ」など女性らしい口調を常用するなど女の子らしさが増している。(だが配色はオス仕様のまま)
ポチ・モンタと共に桃太郎に勝手に家来認定されるもなんだかんだ旅に同行している。
お供3匹の中では一番大人びた性格をしており、保護者的な役回り。
余談
桃太郎伝説の派生作『桃太郎電鉄』シリーズにもほぼ同じデザインのキジが登場している。
スーパー桃太郎電鉄Ⅱ~桃太郎電鉄Xでは「きじた」というCOMキャラクターとしての登場だった。
イヌが「いぬやま」、サルが「さるかわ」なので「きじた」は苗字だと思われる。もしかしたらフルネームは「きじたキーコ」なのかもしれない。
また、初代桃太郎電鉄、スーパー桃太郎電鉄での「きじた」はプレイヤー4のデフォルトネームだった。