宇高国道フェリー
うたかこくどうふぇりー
高松市に本社を置く日本の海運会社。かつて岡山県宇野~高松にフェリーを運航していた
概要
国道30号の海上区間を成している岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市にある高松港を結ぶ宇高航路を運航する三社のうちの一社であり、国鉄宇高連絡船撤退と瀬戸大橋開業後も運航を継続した。
なお宇高連絡船は「うこう」読みだが、同社は海上保安庁の呼称に従い「うたか」呼びである。
2008年4月に、子会社の国道フェリー株式会社に航路を全面移管。大橋開業後徐々にジリ貧と化すと宇高航路の運営存続のため、乗用車の往復割引や回数券、割引乗船券発売、また車内はより豪華に装飾したり、うどんなどの売店設置、更に後述のキャラクター事業展開など、思いつく限りのサービスが行われた。
しかし高速1000円化による利用者の減少、燃油高など周辺環境の度重なる悪化により追い込まれ、ついに2012年10月17日の運航を以って運休となった。