概要
蚕の品種の一つ。
純国産。
皇后御親蚕に使われ、非常に細かい糸を出すが、一時期絶滅の危機にあった。
昭和の頃には御養蚕所のみにまで減った。
その御養蚕所の物も飼育中止寸前だったが、昭和天皇の奥さん皇后美智子の声によって絶滅を免れた。
再興
で、そんな蚕が広まった要因が平成6から始まった正倉院染織品復元計画だ。
他の品種では中々似たような感じにはならない。
そこで研究チームが探した結果たどり着いたのが、この種であった。
御養蚕所にしか居ない種であった為、さっそく天皇家に仕えてる女官長に御願いをしてたら、あっさり通った。
ここまでは良かったのだが、ここで大きな壁にぶつかった。
下のリンク先に有るように、御養蚕所に居る分では年間6~7kgしか取れないのだ。
必要なのは最低40㎏・・・・。
だが、ここで幸運が来た。
また美智子様が許可を出してくれたおかげで、増産の為の飼育数増化する為に、全国に再び広められたのだ。
現在
現在は上記のとおり全国に広まっている。
また絶滅に瀕さない事を筆者は願う。