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ソクラテスの編集履歴

2016-08-28 00:51:56 バージョン

ソクラテス

そくらてす

ソクラテスは古代ギリシャの哲学者である

ソクラテスとは古代ギリシャに存在した哲学者の一人である。

概要

生まれはアテナイ

父は彫刻家、石工のソプロニスコス、母は助産婦のパイナレテとされている。

哲学者として有名だが、従軍した過去もあり。


哲学者として

彼が哲学者として有名になった一つの要因は彼の用いた問答法である。

問答法とは極端に言うと

「バカのふりをして、政治について高らかに語る政治家たちに対して

質問し続けることでボロを出させるというもの」


例:ソクラテスと政治家A がいたとする

A「このギリシャにおいて最高の国となることが国家の目標なのである!」

「じゃあ、最高の国になるって何?」

A「国民すべてが幸せになることだ」

「じゃあ、幸せって何?」

A「国民全体が不満なく人生を全うしていくことである」

「不満なく人生を全うする って?」

このように質問を続けていくとAはいつか言葉に困るか、矛盾したことを言うようになるだろう

そのようになった時にソクラテスは

「自分で説明し切ることもできてないのにあんなに高らかに語ってたんですね(笑)」

と、皮肉を言うのである


その皮肉はエイロネイアと呼ばれ、現在使われるIrony(皮肉 を意味する英単語)及び、

現在日本でもカタカナ語として受け入れられているアイロニーの語源と言われる

(正確に言うとアイロニーが先ほど言った英単語からできたカタカナ語なので、

エイロネイア→Irony→アイロニーが正しい)



これだけ見るとただの性格悪い人に見えるが、詳しく知ると実際そんなことはない。


他にも自らの無知を知ることで新たな知を求めるようになることを説いた「無知の知」

(なお、無知の知 は先程のエイロネイアのエピソードの後政治家に落胆している民衆に

「私も政治の最終的な答えはわからない。しかし、だからこそ皆で答えを考えていこう」と説いたことから)

で有名


弟子

ソクラテス自身はあまり弟子という感覚で教えを請う人たちに哲学を語っていたのではなく

様々な哲学を共に考えていく仲間、友人と認識していたようである

(ソクラテスの弁明 著プラトン)より

一応ここでは説明のしやすいように弟子と表記する


直接の弟子はプラトンなど

孫弟子にはアリストテレスなどがいる(プラトンの弟子がアリストテレス)


余談

悪妻を持っていたことでも有名。


有名な発言

悪妻を持っていたため、友人が別れることを勧めた時に

「ともかく結婚しなさい。 もし君が良い妻を持てば、幸福になるだろう。

もし君が悪い妻を持てば、哲学者になるだろう。」


などのある意味変人とも言える発言も残している


別名・表記ゆれ

ソクラテス に関する別名や、表記ゆれがありましたら、紹介してください。

関連タグ

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