『このライトノベルがすごい!』大賞、特別賞受賞。
概要
北海道後志地方北部に位置する小樽市（おたるし）が舞台。
いろいろとダメな商大生、柏木 絆と小樽に住む人達がくりひろげる日常と非日常と笑いと感動の神話in小樽。
登場人物
主要登場人物
柏木 絆（かしわぎ きずな）
主人公。いろいろとダメな小樽商科大学二年生。好きな食べ物は牛トロ丼。死んだ爺さんを尊敬している。 いつもノートに詩を書いているがその文章はとても悲惨（※）。
※（例）
俺の大胸筋 作 柏木
おお、俺の大胸筋!
肌が白いぜ･･････ホワイト!
マッスル、Oh･･････マッスルセクシー!
乳首から毛が生えてるけど、とてつもなくセクシー!
やばいぜ、マジやばい･･････
(※合いの手 はぁはぁ俺はエロティック)
モテモテ、モテモテ、モテまくり･･････
(※合いの手 はぁはぁ俺はセクシャルボンバーエロティック)
俺ってなんてイケてるんだ、WOWWOW
柏木 デシ子（かしわぎ でしこ）
山の中の遺跡（柏木遺跡）で絆と出会って以来、一緒に暮らすようになる少女。
外向けには絆のアパートへ移り住んだ「歳の離れた妹」ということになっている。
絆の詩の弟子、という理由からデシ子という手抜きにもほどがあるひどい名前を付けられた。
大塚 統也（おおつか とうや）
柏木と同じ小樽商科大学二年生。柏木の悪友。柏木曰くメガネ野郎。
小説を書くことを趣味とし、柏木兄妹とよく遊んだりしているが・・・
小さな動物と女の子が好きで写真を撮ったり、尻をなで回したがるロリコン野郎。
明津 恭二（あくつ きょうじ）
柏木と同じ小樽商科大学二年生。柏木の悪友。柏木曰く髭野郎。
大塚と同様、小説を書くのが趣味の文芸部員。
相手の事を「ユー」と呼んだ変わった話方をする。タフガイ。
池野中 潮（いけのなか うしお）
柏木と同じ小樽商科大学二年生。柏木の悪友。柏木曰く曰く付きの悪霊野郎で逸話をあげればきりがないほど妙な話が付きまとう男。
目に隈があり、夏でも長袖の服を着ている。
嵐山先輩という女性に好かれており（本人は煙たがっている）、柏木の周囲では唯一の彼女持ち。許せん。
透（とおる）
謎の女。透き通った氷のような冷たい印象を持つ美女。
潔癖症で、世界の汚さを嘆く。一巻のキーパーソン。
ラジュ
謎の男。珍妙ないでたちの、大きな変態。
明津曰く「最近すすきのに現れた伝説のナンパ師」。
二巻のキーパーソン。
マユリ
謎の女。外国出身のマッドサイエンティスト。
優しそうだがひどい感性の持ち主。二巻のキーパーソン。
用語
コトノハメキブオオミカミ
言葉の神様。天上に登った猿に知性と歴史を与えた。
コトノハムシ
コトノハメキブオオミカミの使い魔みたいな物。
パウワー
パワーの事。
ネクタイ・マッチョ
マユリの部下の通訳の事。
