食卓に使われるほか、円形で各々の顔が見えやすく、上座や下座の概念もなく普通の机と比べて上下の区別が薄くなることもあり、会議などでは参加者同士が席順による序列にこだわることなく、対等の関係で自由に発言できる環境になり(ただし序列を明らかにさせたい場合は、入り口から遠い席を上座とする)、主従だけでなく仲間同士の団結・絆を深める事にも役立ったとされる。
エースコンバットZEROに登場する円卓
ベルカ絶対防衛戦略空域 B7R
――通称『円卓』
俺達戦闘機乗りに与えられた舞台
そこには上座も下座もない
条件は皆同じ
所属も階級も関係ない
制空権を巡って
各国のエースが飛び交う場所
『生き残れ』
――それが唯一の交戦規定だった
ストーリーで重要な役目を担う、ベルカ公国の政治的・軍事的・産業的における象徴的な空域。円卓とは円形の地域である事と、空戦では実力のみが絶対である事からついた通称。
膨大な資源埋蔵量を誇る鉱山地帯であるため、かつては地下資源をめぐってベルカと周辺諸国の戦場と化し、幾度となく国境線が引き直されてきた。ベルカ戦争に於いても激戦地となり、作中サイファー(プレイヤー)はここで幾度となく敵のエースと激突する事になる。そして、その活躍からやがて「円卓の鬼神」と呼ばれるようになっていく。
空域内では鉱物資源に由来する強い磁場によって通信障害が多発し、戦闘行為のみならず万一の場合の救助も難しいため、ベルカ戦争後も撃墜された機体やパイロットの遺体の多くが未回収となっている。