貞操逆転世界
ていそうぎゃくてんせかい
概要
男女の貞操観念を逆転させた世界、平たく言えば女性がエロいのが普通で、男性は恥じらいや慎みを持つべきであるとされる異世界等のシチュエーション。
その性質上、ほぼエロ作品でしか用いられない世界観である。
昔からエロゲーや創作作品などで類似の世界観を持ったエロ作品は、ぽつぽつ発表されていたようだが「発想の常勝無敗」天原氏が2015年3月20日に何気なく発表した同人作品『貞操逆転世界』が切っ掛けで爆発的に広がり、類似のシチュエーションを持ったエロ作品が急激に増え、切っ掛けとなった天原氏の作品はシリーズ化、実写化、商業化と瞬く間に氏の代表作と化した。
基本的に女性が極めて性行為に積極的でセックスまでの展開が早く、主人公のスケベっぷりを女性側が肯定してくれる事や、ハーレム物の要素も有るのは共通しているが、細部は作者によって異なる世界観である。
世界観としての貞操逆転世界
主に作者によって分かれがちな表現は避妊に関して、貞操観念以外の社会の男女感、美醜の感覚、特殊プレイ等である。ただし社会の男女の役割までが逆転していた場合、貞操逆転より男女逆転等とされるようである。（「世界」は略される場合も多い）
天原帝国の貞操逆転世界
上述の通りブレイクのきっかけとなった同人作品である。他の類似作品と同じく女性が性行為に積極的だが、多くの作品との違いはこの項目を見ている紳士諸君にも共感できる程、女性が童貞臭い事と、妙に生々しい世界の異質さである。
登場人物
- 主人公
元の世界の感覚を残したスケベ男子。何故か異世界に来てしまったが、周りの女子がエロい事をこれ幸いと格安で体を売るビッチと化す。メカクレだが容姿については天原氏曰く「見た目はクラスのイケメンではないし暗そうだが、やらせてあげると言われて性的によく見たら顔も身体も悪くないので十分イケる位」の容姿らしい。
- 川島
この世界でも一際やりたい盛りなエロい同級生の女子。10代の青臭い溢れかえるような肉欲と、この世界の珍妙なエロ漫画から得た知識を主人公にぶつける。処女膜はオナニーで貫通済みだが、セックスは主人公が初めて。初期はがっつく割に青臭く、羞恥心も持っていたが、幾度となく躰を重ねる内に羞恥を投げ捨てヤリマン（＝ヤリチン）のような風情になっていく。
- 神崎
同じく肉欲に溢れた同級生。しかし多感症（＝早漏）で、毎回挿入前に主人公にイカされてばかりで恥をかいてるので川島程セックスにのめり込んでいない。
- 黒木
素人処女（童貞）の生活指導教員。月一で男娼を買い性欲を発散しているが、射精が回数制限有の予約オプションと化しているこの世界の風俗や、若い子とやれない事、金で性を買っての義務セックス等に不満を持っており、真剣に性欲をぶつけてくる主人公のセックスにドハマりしてしまった。
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