概要
鎌池和馬によるライトノベル。「とある魔術の禁書目録」の流れを汲んだ正統派シリーズ。召喚術を取り扱い、召喚術師の少年が主人公、召喚物がメインヒロインである。
ストーリー
『神々のさらに奥に潜んでいた者』さえ自由に呼び出す召喚儀礼。それを扱う最新鋭の召喚師の中でも一等の実力を持つ少年がいた。『不殺王<アリス(ウィズ)ラビット>』、城山恭介。その最強の少年召喚師が抱える致命的な弱点は唯一つ。少女から発せられる『呪いの言葉』。
たすけて―
死の淵に立たされた少女、冥乃河彼岸の言葉を受け止めた恭介は、召喚師三大勢力が激突する街に身を投じる!
登場人物
城山恭介
本作の主人公で召喚術師。基本的に最強だが白き女王には歯が立たない。トイドリーム内で最も普及しているフード付きパーカーとスポーツブランドのジャージを常に着用している。
白き女王からはあにうえと呼ばれている。
「くそっ。まさかこんな所で『呪いの言葉(たすけて)』を聞くだなんて」
白き女王
召喚師が呼び出す『被召物(マテリアル)の頂点』。召喚物だが少女の造形をしており、意思もある。恭介の元カノで、彼の事をあにうえと呼び親しむ。本作のメインヒロイン。
「わたくしはただあにうえとイチャイチャするだけでございますわ」
愛歌
召喚師の少女。恭介のことを「お兄ちゃん」と呼んでいるが血の繋がりはない。小柄なAカップの体型。
緑 娘藍
恭介のことは「恭介ちゃん」と呼び、恭介からは「リューさん」と呼ばれている。恭介には人工霊場を形成する励起手榴弾などを提供している。かなりグラマーなお姉さん。