※本項は現段階で公表されている範囲での造翅伽のネタバレ事項も含んでいます。
概要
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九伽巳慰理乎(Kugami Irio)
種族 :イシ(元・天邪鬼)
能力 :始まりを歪めて終わりに変える程度の能力
二つ名 :Innocent Criminal、世界の歪みの元凶
所在 :不明(元・平行世界の幻想郷)
職業 :不明
テーマ曲:未定
睨星匣にて、Sq面ボスを担当する。
酸化した血の色の様な赤黒い色のボロい服を着用している。瞳の色は鈍い黄色だが、前髪で隠れている右目には瞳がない(白目だけ)。髪型はその右目が隠れる様な前髪にサイドテール。また、服と同系色の刃物を所持している。
以上は造翅伽に於ける彼女の服装であり、睨星匣では所々に拘束が掛けられており、一部の拘束を引き千切った上で刃物を携えている。
スペルカード
終雨「脱獄ブラックレイン」
同殺「SAYAの刀」
終幻「レメディ魔導書」
終符「破かれた楽譜(ロストコーダ)」
破永「ブロークンクライン」
能力
文字通り、始まりを歪めて終わりに変える能力。「終わる事」が始まっているのを歪める事で、物事の終わりすらも(屁理屈と言う名の理論上)終わらせる(=終わる事をなかった事にする)事が出来る。これは本来、イシ達を討伐する為の能力である。無論、オリジナルと違い「始まり」しか歪める事が出来ないので、そう言う意味では劣化版の能力とも言える。
バックボーン的な何か
「…いやだ…もう殺しはしたくない…死んでしまえ…殺してやる…全全部縊死してしまえ…っ!!?…ヒッ!いや、来るな…来るな…!クルな来るな来ルナッ!貴女なんて知らない私なんて知らない!私の夢から…私の心から出て行け…ッ!!」
平行世界の幻想郷の謎の種族"イシ"の一人。
イシの女王である造慰无が生み出した物ではなく、他の存在に依って平行世界上のとある人物の魂から作られた、対イシ用生命兵器とも呼べる存在である。普段は物腰の柔らかい印象で話すが、気の弱い性格で、その上同族殺しを強いられていた為、情緒不安定で心が脆い。
しかし、殺戮による束縛と緊張が解かれた所為か、G9Dに於けるイシ抹消計画終了時は比較的落ち着いていた彼女の心が荒み始める(或いは、殺戮が無くなった事に物足りなさを、僅かながら感じたことへの抗いと不信感から来た物かも知れない)。
唯一見守る側の冥も、流石に彼女を御しきれなくなった。強攻策・柔軟な対応、どちらをとっても彼女が鎮まる事は無かった。
睨星匣Sq
ならば誰にも会わない様な空間に匿い、自分も他人にも影響が及ばない様にするしか無い。そう思い、自分共々彼女をとある時空に封印する事にした。睨星匣のSqはその時空が舞台である。しかし、今回のピトスの一件で、この時空の封印が影響を受け、何処かに穴があいてしまう。そこに侵入者が現れ、冥は慰理乎に近づけさせまいと侵入者の方に向かい、やがて彼女を突破した侵入者と遭遇する。
この時冥が侵入者の方に向かったのは、言うまでもないが慰理乎を守る為でなく、荒んだ慰理乎から侵入者を守る為であった。
慰理乎はこの後、どういう意図か封印されていた時空から行方を眩ます。
その後
その後、旋行楼を経て、後に彼女を探しにきた冥と共に平行世界上にある(所謂他の東方オリジナル作品と同じ)幻想郷に至る。
そこには平行世界上の同一人物も居た為、魂の重複に依る影響も懸念されたが、慰理乎自身が元の人物から変質した存在となっていた為、影響は無かったようだ。居住地域に付いては現在不明。
関連タグ
東方造翅伽(小説)(18G作品につき注意)