※本項は現段階で公表されている範囲での造翅伽のネタバレ事項も含んでいます。
概要
※造翅伽に於ける設定。
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造慰无(Miyatsuko Eve)
種族 :始祖イシ
能力 :文明を始める程度の能力
二つ名 :遺址に残された遺志
所在 :GENSOUKYOU=G9D(平行世界の幻想郷)
職業 :不明
黒い長髪で、何とも言えない色の長い服、その上から緋色のベストを着用している。瞳の色は白に近い水色であり、金色の球と赤黒い炎を携えている。
以上は造翅伽の彼女の設定であるが、睨星匣に於いても同様である。
能力
オリジナルである人物の能力が「未だ消えたくない」と言う心が後に、「文明を新しく築き上げる」と言う遺志に変わり、それによって元の能力が変化した能力。オリジナルの能力が形容的能力であったのと異なり、彼女の能力は「イシの文明を生み出す為に」同族を生み出す事が出来る等、実効性を持った能力に変質している。
バックボーン的な何か(ネタバレ含む)
平行世界の幻想郷「G9D」に蔓延る種族"イシ"の一人。その中でも彼女は特別であり、他のイシを生み出す事の出来るイシの女王格である。
後に慰理乎との邂逅を経て、本来の慰无は消滅。
東方睨星匣に於ける設定
※上記の造慰无とは別個体である。
種族 :残留思念の集合体
能力 :不明
二つ名 :Curse of Civilization、滅亡した文明の呪い
能力 :遺址に集まり始める程度の能力
所在 :GENSOUKYOU=G9D(平行世界の幻想郷)
職業 :不明
テーマ曲:セルフ・ペル・エム・フル
上記の慰无とは別個体ではあるが、外見はそのままである。
能力
様々なイシの残り屑が「造慰无」という共通の記憶によって集まり、留まる能力。後述参照。
スペルカード
文明「五河川の大いなる恵み」
遺符「バビロニアン懸垂庭園」
遺念「理解し難い削除者」
バックボーン的な何か
オリジナル(イシに対してこの言葉はおかしい表現ではあるが…)の造慰无が九伽巳慰理乎により消滅してしまった事で、G9Dは終焉を迎えた。
その際、同胞たるイシが順次に消滅していったのだが(同じくイシである慰理乎は別の存在が創った存在なので消滅していない)、それらのイシの僅かな未練が集まり、やがてイシが共通して持っている「女王」という記憶により、自分たちの女王と同じ形を成した。それが睨星匣に於ける彼女である。
未練とは言えど彼女には最早G9D復活の意志がない為、抹消後のG9Dの抜け殻とも言えるこの世界に、それを取り巻く概念の完全抹消までの短い期間管理しているG9Dの天帝・夜翅御紡錘の黙認の下、見守る事にした。
余談だが、便宜上彼女とは言ったものの、誕生の経緯上厳密にはこちらの慰无には性別の概念は存在しない。