東方造翅伽(小説)

しょうせつばんとうほうぞうしか

東方造翅伽(小説)とはpixivユーザーの嘔吐亦伽氏が考えた東方オリジナル作品。

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※この作品は、R-18Gな内容を含む小説作品となっています。

　18歳未満、及びグロの駄目な方は、一般向けイラストで

　キャラクターのみ御楽しみ下さい。殆ど消しちゃったけど；

東方造翅伽(小説)とは、土ノ火いかろによる妄想(ブラックバージョン)である。

※製作者であるpixivユーザーの嘔吐亦伽氏は現在pixivでの投稿・更新を停止しています。

概要

正式名称は『開闢終決的幻想黙示録>>東方造翅伽』である。

本来は東方枯焔宮のパラレルストーリーである東方賀宮洞の続編…というか、その世界の消滅を題材とした小説作品である。

この作品には(東方とは名ばかりの)『死』に関する表現が含まれているため、今のところR-18G作品となっている。(タイトルに東方と入ってるのは、賀宮洞の続編に当たる話であるからである。)

尚、グロがダメな方、18歳未満の方、並びにグロを東オリに持ち込むこと自体が許せない方の為に、全年齢版作品としてのリメイク版東方造翅伽も製作中(その後、作者の精神上の理由により制作中止、なかった事に)。

プロットもろくに書かずにぐだぐだと書いていった結果、2011/01/22に一応の完結を迎える。余りに訳の分からない終わり方になってしまった為、加筆の可能性もあるが。

バックボーン

別の幻想郷では東方杏旻座と呼ばれる物語が生まれた頃、この世界[GENSOUKYOU=G9D]は、ある少女のゲーム敗北を以て抹消が確定、抹消術式が発動した。

しかし、抹消が有る程度進んだ所で、謎の存在である『イシ』達が現れ、世界の復活を目論んでいた。

この侭では他の幻想郷との均衡が保てなくなるだろう。そう判断したこの世界の天帝は、イシ殺しの僕として、『クガミイリオ』を呼び出す事を決定。慰理乎の望まぬ日々が始まる。

簡単な登場人物紹介

(2010/01/22時点)

主なヴィジュアルを消去してしまったので、ヴィジュアルは東方造翅伽用に作ったピクペを参照の事。但し、記事にネタバレ事項を含んでいるため、留意の事。

・九伽巳慰理乎(Kugami Irio)

　本作の主人公。女性。作中世界"GENSOUKYOU=G9D"に蔓延る人種"イシ"撲滅の為に呼び出された存在。彼女もまたイシである。武器として小型の刃物を所持。「始まりを終わりに変える」力を持っている。因みに服は帽子とボロいワンピースしか着用しておらず、その下には何も着用していない。

・風炉出冥(Furoide Mei)

　慰理乎の元に度々訪れるしょうけら。女性。"GENSOUKYOU=G9D"抹消計画の重要人物。「三角に一つ目」がトレードマーク。札に姿を変える事も出来る。慰理乎のサポート役であると同時に、監視を行っている。

・夜翅御紡錘(Yohane Mitsumu)

　冥の上司たる、この世界を担当する天帝。男性。"GENSOUKYOU=G9D"抹消計画の重要人物。髪やら服やらが白い。

・占凶院姉妹(Senkyouin Sisters)

　姉・トマギ(Tomagi)と妹・ノサダ(Nosada)の双子のイシ。巧みなコンビネーションと狂気を持つ。それぞれ、相手の夢と現を無理矢理始めさせる能力を持つ。大鎌が得物。

・チサト・ヴィル=パークシャー(Chisato Vir Parksher)

　慰无の取り巻きであるイシ。刃物や大きな輪を召喚し、武器とする。

・造慰无(Miyatsuko Eve)

　イシの女王格である存在。抹消の為の重要人物として、御紡錘が冥を通じて慰理乎に殺害を命じていた。

・『彼女』

　慰理乎の夢に現れる存在。慰理乎と同じ程度の背丈、ブロンドの髪、慰理乎そっくりな声を持つ、素性不明の少女(慰理乎に向けた彼女の言葉に依れば、「あなたは私」)。本名は既に失われている。G9Dの過去について何か知っているようだが…？

・"イガミ　ウリコ"(Igami Uriko)

　書類上のみで痕跡が残される存在。女性・故人。彼女がとある『ゲーム』に負けた事により、"GENSOUKYOU=G9D"の抹消が決定された。

・エピローグの男

　エピローグのみに登場する胡散臭い存在。男性。上記のいずれのキャラとも接点もない存在であり、物語を語る存在。作者の中では「マイクリディア・メフィストフェレス(Micridia Mephistopheles)」という仮名が存在しているが、容姿・正体ともに「解釈次第(＝不明)」である。

用語録

GENSOUKYOU=G9D

作中世界にして、東方賀宮洞を内包する幻想郷の管理名称。

原作や他の東方オリジナル作品とは平行世界上に存在しており、抹消が進んでいる。(進んでいる、と言うのは現在イシの抵抗にあって計画が阻害されているためであり、住民を含むG9Dの情報の殆どが、既に「無かった」事にされている。)

イシ

意思であり意志であり、また遺志である存在。世界抹消の際に発生する、言わば残留思念の様なものであり、その殆どがその世界に住んでいたもの(今作ならGENSOUKYOU=G9Dの住人)が基となっている。現在の所、女王格である慰无のみが生み出す事が出来るが、或る程度生むと暫く休息を取らなくてはならなくなる。致命傷で死ぬ他、体内にその基となった人物の象徴が埋め込まれており、それが最大の弱点。夜にはその殆どが活動出来なくなる。