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概要

推理作家有栖川有栖氏のもう一つのアリスシリーズで、犯罪学者の火村英生を探偵役、小説家の有栖川有栖をワトソン役においている。

同作者による同名キャラクターが登場する『学生アリスシリーズ』との区別のためにこう呼ばれている。他にも「火村英生シリーズ」「作家編」とも呼ばれる。

『火アリ』という略称が使われることもあるが、Pixivではもっぱらカップリングとして使われている為注意。

1992年に講談社ノベルスよりシリーズ第一弾『46番目の密室』が発表され、以降多くの出版社からシリーズが続々と展開している。2000年には麻々原絵里依によって『臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート』としてマンガ化。2012年からは角川ビーンズ文庫にて『臨床犯罪学者・火村英生の推理』シリーズとして少女小説レーベルにも進出。2016年1月〜3月には日本テレビにて待望の連続ドラマが放送された。その他に舞台、ドラマCDなど、さまざまな媒体で展開している人気作品である。

とりわけ、原作者である有栖川有栖がもっとも影響を受けた推理作家のひとり・エラリー・クイーンの国名を用いた作品群に倣った、(和製)国名シリーズが有名。

2017年にシリーズ開始25周年を迎えた。

あらすじ

京都の私立大学・英都大学社会学部の助教授(准教授)の火村英生は、犯罪社会の研究の一環としてフィールドワークと称し、実際の殺人現場へ赴いては事件を解決する名探偵。彼の助手は「火村の良き、そして唯一の理解者」である推理作家の有栖川有栖。二人の推理を鮮やかに彩る、美しくも狂気に満ちた犯罪の数々の物語。

登場人物

火村英生(ひむら ひでお)

本作の主人公にして探偵役。犯罪心理学を専攻する助教授(准教授)。「人を殺したいと思ったことがあるから」という理由で犯罪学者を志す。基本は紳士的だが、アリスには辛辣。

有栖川有栖(ありすがわ ありす)

本作のもう一人の主人公かつワトソン役。火村の大学時代からの友人で推理作家。

大阪生まれの大阪育ちで関西弁を喋る。名前は本名であり、火村からは「アリス」と呼ばれる。

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