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概要

推理作家有栖川有栖氏のもう一つのアリスシリーズで、犯罪社会学者の火村英生を探偵役、小説家の有栖川有栖をワトソン役においている。

同作者による同名キャラクターが登場する『学生アリスシリーズ』との区別のためにこう呼ばれている。他にも「火村英生シリーズ」「作家編」とも呼ばれる。

『火アリ』という略称が使われることもあるが、Pixivではもっぱらカップリングとして使われている為注意

1992年に講談社ノベルスよりシリーズ第一弾『46番目の密室』が発表され、以降多くの出版社からシリーズが続々と展開している。

とりわけ、原作者である有栖川有栖がもっとも影響を受けた推理作家のひとり・エラリー・クイーンの国名を用いた作品群に倣った、(和製)国名シリーズが有名。

2018年「火村英生シリーズ」で第三回・吉川英治文庫賞受賞

2022年にシリーズ開始30周年を迎えた。

2024年にシリーズ開始32周年を迎え『46番目の密室』時に32歳だった火村とアリスの年齢と並んだ。

学生アリスシリーズやソラシリーズとは異なりサザエさん時空を採用しており(永遠の34歳)、火村の肩書が助教授から准教授になったり、携帯電話スマートフォンになったりしている。また、時事ネタも取り入れられており、それが関わってくる作品もある。

さまざまな媒体で展開している人気作品である。

2000年には麻々原絵里依によって臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノートとして漫画化

2012年からは角川ビーンズ文庫にて『臨床犯罪学者・火村英生の推理』シリーズとして少女小説レーベルにも進出(挿絵は先述コミカライズ担当の麻々原)。下記の既刊リストの☆マークの作品

2006年5月Office P・T企画にて、観客参加型ミステリーとして舞台化(下記既刊リスト▼マーク)、2022年3月~6月コロナ禍においては学ント講座で『有栖川有栖ミステリー倶楽部』が開講し、配信ミステリー化

2016年1月から3月にかけて日本テレビ系列局他にて『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(「・」は付かないので念のため)として連続ドラマが放送された。

2019年からAudible版配信開始。

2023年10月に46番目の密室が本格ミステリー歌劇として上演された。(下記既刊リスト▽マーク)

あらすじ

京都の私立大学・英都大学社会学部の助教授(准教授)の火村英生は、犯罪社会の研究の一環としてフィールドワークと称し、実際の殺人現場へ赴いては事件を解決する名探偵。彼の助手は「火村の良き、そして唯一の理解者」である推理作家の有栖川有栖。二人の推理を鮮やかに彩る、美しくも狂気に満ちた犯罪の数々の物語。

登場人物

火村英生(ひむら ひでお)

本作の主人公にして探偵役。犯罪社会学を専攻する助教授(准教授)。「人を殺したいと思ったことがあるから」という理由で犯罪学者に。基本は紳士的だが、アリスには口が悪い。

有栖川有栖(ありすがわ ありす)

本作のもう一人の主人公かつワトソン役。火村の大学時代からの友人で推理作家

大阪生まれの大阪育ちで関西弁を喋る。名前は本名であり、火村からは「アリス」(有栖川の短縮形)と呼ばれる。

既刊リスト(出版順)

タイトル長編/短編短編の収録作品
46番目の密室長編☆▽
ダリの繭長編(後日談の『シュルレアリスムの午後』(P6)は、文庫では角川ビーンズ文庫版の下巻にのみ収録)※☆
ロシア紅茶の謎短編動物園の暗号▼/屋根裏の散歩者/赤い稲妻★/ルーンの導き/ロシア紅茶の謎☆/八角形の罠
海のある奈良に死す長編(巻末は、角川文庫版はあとがきと解説、双葉文庫版は短編ともエッセイともとれる『地図の思い出』(4P)が収録と巻末の内容が違っている)
スウェーデン館の謎長編
ブラジル蝶の謎短編ブラジル蝶の謎★▼/妄想日記/彼女か彼か/鍵/人喰いの滝☆/蝶々がはばたく☆
朱色の研究長編
英国庭園の謎短編雨天決行/竜胆紅一の疑惑/三つの日付☆/完璧な遺書/ジャバウォッキー☆★/英国庭園の謎☆▼
ペルシャ猫の謎短編切り裂きジャックを待ちながら※▼/わらう月☆/暗号を撒く男☆/赤い帽子/悲劇的/ペルシャ猫の謎/猫と雨と助教授と★
暗い宿短編暗い宿/ホテル・ラフレシア/異形の客※/201号室の災厄
絶叫城殺人事件短編黒鳥亭殺人事件【英】/壺中庵殺人事件☆/月宮殿殺人事件/雪華楼殺人事件☆/紅雨荘殺人事件☆▼/絶叫城殺人事件※
マレー鉄道の謎長編2003年 第56回 日本推理作家協会賞受賞作
スイス時計の謎短編あるYの悲劇☆/女彫刻家の首/シャイロックの密室☆/スイス時計の謎★▼
白い兎が逃げる短編不在の証明☆▼/地下室の処刑※/比類のない神々しいような瞬間☆/白い兎が逃げる▼
モロッコ水晶の謎短編助教授の身代金※★/ABCキラー※/推理合戦/モロッコ水晶の謎
乱鴉の島長編
妃は船を沈める中編猿の左手/幕間/残酷な揺り籠
火村英生に捧げる犯罪短編長い影☆/鸚鵡返し/あるいは四風荘殺人事件☆▼/殺意と善意の顛末/偽りのペア/火村英生に捧げる犯罪/殺風景な部屋/雷雨の庭で
長い廊下がある家短編長い廊下がある家/雪と金婚式/天空の眼/ロジカル・デスゲーム※
高原のフーダニット短編オノコロ島ラプソディ/ミステリ夢十夜/高原のフーダニット
菩提樹荘の殺人短編アポロンのナイフ※/雛人形を笑え/探偵、青の時代※/菩提樹荘の殺人
怪しい店短編古物の魔/燈火堂の奇禍/ショーウィンドウを砕く※/潮騒理髪店/怪しい店
鍵の掛かった男長編
狩人の悪夢長編
インド俱楽部の謎長編
カナダ金貨の謎短編船長が死んだ夜/エア・キャット/カナダ金貨の謎/あるトリックの蹉跌/トロッコの行方
捜査線上の夕映え長編
日本扇の謎長編MRC大賞2024受賞作
砂男短編砂男/海よりも深い川/他江神(学生アリス)シリーズ他

※地上波かHuluでドラマ化された作品

▼Office P・T企画にて舞台化された作品

ネルケプランニングにてミステリー歌劇化された作品

角川ビーンズ文庫版に収録された作品

★名探偵傑作短篇集 火村英生篇(講談社文庫)に収録された作品

【英】英訳された作品/現物

国名シリーズ(講談社文庫)Audible(ナレーター:三好翼)

作家アリス(文藝春秋)Audible(ナレーター:岡部悟)/ほん隣

『砂男』の雑誌掲載時前後

月宮殿殺人事件(1997年7月号)・『砂男(1997年1月~12月号で作中季節は10月末)』・朱色の研究(1997年11月)

『海よりも深い川』

白い兎が逃げる(2003年7月号~11月号)・『海よりも深い川(2004年5月号作中季節5月半ば)』・助教授の身代金(2004年9月)

単行本・文庫本未収録作

・砕けた叫び(角川スニーカー文庫『ミステリアンソロジーV 血文字パズル』2003年2月/角川文庫『赤に捧げる殺意』2013年2月)

走りだせない日tree 連載企画 Day to Day 2020年5月)(裏話)

作中で紹介された作品・作者名

西村寿行『血(ルジラ)の翳り』/ヨハン・ゼバスティアン・バッハゴールドベルク変奏曲』『ブランデンブルク協奏曲第五番』/戸川昌子/夏樹静子/ディスクン・カー『ユダの窓』『爬虫類館の殺人』/ビング・クロスビー『ホワイトクリスマス』/エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人』『マリー・ロジェの謎』『盗まれた手紙』『見えないグリーン』『大鴉』『アッシャー家の崩壊』『鐘楼の悪魔』『アナベル・リー』/エラリー・クイーン『九尾の猫』『最後の一撃』『エラリー・クイーンの新冒険』『Xの悲劇』『Yの悲劇』『ローマ帽子の謎』/ポール・ギュスターヴ・ドレ/トマス・ハリス羊たちの沈黙』/シム・シメール/カーヴド・エア/ローリング・ストーンズギミー・シェルター』『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』/サルバドール・ダリ/吉行淳之介/横溝正史本陣殺人事件』『真珠郎』『真珠塔』『悪霊島』/ルキノ・ヴィスコンティベニスに死す』『山猫』/オリヴィエ・メシアン『世の終わりのための四重奏曲』/ワシリー・カンディンスキー/ジョルジオ・デ・キリコ『トリノの憂愁』/ヴィクトル・ブローネル『地中海的風景』『片目のない自画像』/江戸川乱歩『続・幻影城』の『類別トリック集成』『大金塊』『屋根裏の散歩者』『二銭銅貨』『パノラマ島奇譚』/スティーブン・スピルバーグ未知との遭遇』/トーマス・マックナイト/C・デイリー・キング『鉄路のオベリスト』『トーメント四世号のエピソード』/川端康成『古都』『叙情歌』/東山魁夷/パコ・デ・ルシア『アランフェス協奏曲』/ジョージア・オキーフ/曲亭馬琴南総里見八犬伝』/井原西鶴『諸国噺』の『水節の抜け道』/ブライアン・イーノ/オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』『(西條八十訳の)詩』/近松門左衛門/ヘルレイザー/ホメロスオデュッセイア』/セルゲイ・エイゼンシュテイン/ジャン=リュック・ゴダール/フェデリコ・フェリーニ/アンドレイ・タルコフスキー/小津安二郎/溝口健二/ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』/リドリー・スコット『ブレードランナー』/松本清張砂の器』『熱い絹』『ゼロの焦点』/S・S・ヴァン・ダイン/セルマ・ラーゲルレーヴ『ニルスのふしぎな旅』/アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』/トーベ・ヤンソンムーミン』/ハンス・クリスチャン・アンデルセン/『汽車』/『ギリシャの楽器ブズーキ』/エリッヒ・フロム『自由からの逃走』『悪について』/ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』/中上健次/井上靖『楼蘭』の『補陀落渡海紀』/謡曲『弱法師』/説教節『しんとく丸』/井上ひさし『吉里吉里人』/三島由紀夫『潮騒』/マルセル・ブルースト『失われたときを求めて』/ハムレット/映画『ティファニーで朝食を』『ムーンリバー』/レッド・ツェッペリンイン・ジ・イヴニング』『天国への階段』/ルイス・キャロル不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(柳瀬尚紀訳)/フレデリック・ショパンノクターン』(アダム・ハラシェヴィチ演奏)『仔犬のワルツ』/シリル・ヘア『英国風の殺人』/ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ映画『探偵(スルース)』/スティーブン・キング/『ホテル・カルフォルニア』/沖縄民謡『安里屋ユンタ』/サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』/イングマール・ベルイマン映画『処女の泉』『第七の封印』/ラーゲルレーヴ/リンドグレーン/パール・ラーゲルクヴィスト/アウグスト・ストリンドベリ/ベッカリーア『犯罪と刑罰』/幸田露伴/サラ・ヴォーン/ムソルグスキー『禿山の一夜』/ACDC『ナイト・プローラー』/ジアナ・ゼイン(マレーシアの女性歌手)/ガルシア・ロルカ『ロルカの詩集』/ピーター・フォンダ主演映画『イージー・ライダー』/ヨハン・シュトラウス1世『ラデツキー行進曲』/稲垣足穂/クレイトン・ロースン『この世の外から』/エリック・サティ『家具の音楽』/セロニアス・モンク/グレゴリー・ルイス『マンク』/マイケル・シェンカー/棟方志功/落語『芝浜』/エド・マクベイン『キングの身代金』/黒澤明『天国と地獄』『野良犬』『椿三十郎』/三好徹『乾いた季節』/ハンフリー・ボガート出演『カサブランカ』/アガサ・クリスティー『カーテン』『スリーピング・マーダー』『ABC殺人事件』『マウス・トラップ』/シェイクスピア『ベニスの商人』/ニーチェ/坂口安吾/アルベール・カミュ『シーシュポスの神話』/ジュール・シュペルヴィエル『沖の娘』(窪田般彌訳)/手塚治虫『アトム誕生』/ジョルジュ・ローデンバック『死都ブリュージュ』(窪田般彌訳)/吉岡実『喪服』/スタニスワフ・レム『ソラリス』(沼野充義訳)/ホルヘ・ルイス・ボルヘス『不死の人』(土岐恒二訳)/日夏耿之介/フランソワ・トリュフォー映画『アデルの恋の物語』『緑色の部屋』『黒衣の花嫁』/フィンセント・ファン・ゴッホ『烏のいる麦畑』/芥川龍之介『河童』/ウィリアム・ゴドウィン『ケイレブ・ウィリアムズ』/ヘンリー・ジェイムズ『死者たちの祭壇』/アマリア・ロドリゲス『暗いはしけ』『難船』/夢野久作『難船小僧』『ドグラ・マグラ』/ウイリアム・ジェイコブズ『猿の手』(倉阪鬼一郎訳)/アントニオ・ヴィヴァルディ『四季』/松本ちえこ『ぼく』/ボブ・ディラン風に吹かれて』/チャールズ・ディケンズ『エドウィン・ドルードの謎』/サルヴァトーレ・アダモ『雪が降る』/『金婚式』/北原白秋城ヶ崎の雨吉田兼好徒然草』//高橋泥舟/マイルス・デイビス『ラウンド・ミッドナイト』/清岡卓行『不気味な円環』/ジョージ・ガーシュイン『ラプソディ・イン・ブルー』/赤川次郎三毛猫ホームズ』/太宰治人間失格』/黒岩涙香/吉川英治版『三国志』/ヴィルヘルム・ミュラー/フランツ・シューベルト歌曲集『冬の旅』の五番『菩提樹』『子守唄』/志賀直哉『剃刀』/森村誠一『殺意の造型(ヘア)』/大泉黒岩『曾呂利新左衛門』/リチャード・マシスン『散髪』/G・K・チェスタトン『ヴォードリーの失踪』/エドワード・D・ホック『投票ブースの謎』/式亭三馬『浮世床』『崇徳院』/ジョアキーノ・ロッシーニ オペラ『セビリアの理髪師』/宮本輝『泥の河』/富樫倫太郎『堂島物語』/鮎川哲也『憎悪の化石』/ミロス・フォアマン映画『カッコーの巣の上で』/ドロシー・L・セイヤーズ/マージュリー・アリンガム/パトリシア・モイーズ/エリス・ピーターズ/P・D・ジェイムズ/ルース・レンデル/コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)『聖アンセルム九二三号室』『幻の女』『暁の死線』『コーネル・ウールリッチの生涯』/アルフレッド・ヒッチコック裏窓』/人形浄瑠璃『義経千本桜』/サキタハヂメのミュージカル・ソウ/ふるさと/スティーヴン・キング/高橋和巳『邪宗門』/軽森野楊/ドビュッシー夢(夢想)』/シャガール/アルベルト・ジャコメッティ/小栗虫太郎黒死館殺人事件』/澁澤龍彦/『平家物語』/中田修『犯罪精神医学』/ベートーヴェン田園』/シャルル・エクスブライヤ/シタールシタール音楽』/山田風太郎/コナン・ドイル『赤毛連盟』『椈屋敷』/夏目漱石吾輩は猫である』『三四郎』/森鷗外/マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』/佐藤春夫/橋本関雪/長谷川きよし黒の舟唄』/E.T.A.ホフマン『砂男』

関連タグ

ミステリー 有栖川有栖 幻坂 ソラシリーズ 濱地健三郎シリーズ  探偵役とワトソン役 臨床犯罪学者火村英生の推理(ドラマ版) ミステリー歌劇(ミュージカル版) 本格ミステリー歌劇 ミステリー歌劇(AA)

関西ローカル:タグの記事の番組は地元民が愛してやまないお店を紹介していて(毎週ではないですが)、火村やアリスの行動範囲の場所もよく登場するので、色々参考になると思います。

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  • 限界まであと何秒

    続き物の方を書いていたのに、うっかり保存をミスして7,000文字以上削除してしまってやる気を無くしてなぜかこちらに…笑。 ということで、何番煎じか謎ですが…なお話です。 強気なアリスもいいよねー、と思ったらなぜかこうなったよ?という。読み返して憤死しそうになったので、耐えられなくなったらおろしますね。 あ、あと改ページ入れた方が読みやすいなどあればお知らせください。手直しします。
  • 令和浅草変

    クロスオーバーです。 シャーロックは2019年富士月9、作家アリスは通り原作版。 カップリング要素は無いです。しかしバディのでかでか相互感情が大好きなので感じ取ってしまったら申し訳ありません。
  • 友情の後先

    友情の後先<4>

    友達以上、恋人未満をつらつらと連作で。
  • AAお題ったー

    The world I saw with you was beautiful

    火村先生、お誕生日おめでとうございます。 四回生の二人の話。付き合ってない。火村視点。 pi -piさんは「夜の北白川」で「花」「振り返る」を使ったお話を書いて、フィールドワークに励みましょう。 タイトルの直訳は「君と見た世界は美しかった」 このシリーズで火村先生の誕生日話は二回目。 前回はhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19690216 あの話はこの話の何年か後って感じでしょうか。地続き感すごい。既視感半端ない。ワンパタすみません。 あ、また火村先生視点で書いてる。 * * * * * 我ながら、アリスに夢を見過ぎ、って思いますが、火村先生を幸せにするのはアリスだと固く信じているので。 緑色の桜を初めて見たとき、凛とした佇まいが美しくて感動しました。緑の花びらの中の花芯が紅というのも清楚な印象を裏切る艶かしさでした。御衣黄という名前を教えてもらいました。新宿御苑のそれの花びらには緑色の斑が入っているそうで、いつか見てみたいと思っています。
  • 酒と狂騒曲と名探偵と

    『恋と奇想曲と推理作家と』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18155109前日譚。 付き合っていない火アリ。情けない准教授しか出てきません。また無自覚、天然、鈍い作家先生を書いてしまいました。
  • 心が軋みながら苦しいと叫んでいるんや

    アリスのひとりごと。 火アリ前提、作家アリス。 「元気で可愛く陽だまりのような」アリスはここにはいません。 ただただ、苦脳し、感情を吐露している夜中の生物です。 『楽しい』『幸せ』をモットーにしている自分がこんなモノを書いてしまうのが、もう……阿呆だなと。 この文章に目を通して御気分を害された方、本当に申し訳ないです。 ……でも。 こういう感情は、どこかに埋まっているのではないのかな…と、そんな風に思いました。(結局は作者のひとりごと、です) 読んでやろうと思って下さった方、最後までお付き合いいただけた方、本当にありがとうございます。
  • WEATHER REPORT

    吉日

    ものすごく普通の。でも、おぼえていた日。 火村先生、お誕生日おめでとうございます
  • AAお題ったー

    Notice me

    pi -piさんは「朝の寝室」で「朝日」「ズルい」を使ったお話を書いて、フィールドワークに励みましょう。 この二人は付き合ってません。火村→アリス 素敵な表紙をお借りしました。https://www.pixiv.net/artworks/51356237
  • 愛していますって、ありがとうなんやな

    火アリ。 バレンタインデーなので、乙女でポエミーなアリスの心情をつらつらと。 若干、表現が「エロティック」な箇所がありますが、多分全年齢向けで大丈夫な程度です。 久々の投稿で、肩慣らし的な感じなので(改めて言いますが)「全年齢向け」です。(ええ、本当に私には珍しく…) そんな感じの内容の……「とりあえず乙女なアリス」でも問題なしという、心の広い皆様。暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しく思います。 閲覧、いいね!、ブクマ、スタンプありがとうございます‼
  • 秘密でもない関係

    色々捏造ご都合主義 何でも許せる人向け 4419の狂聡と三十代半ばくらいの火アリ。年齢のことを気にしたら負け。 この二組のクロスオーバーものが読みたかったのに全然なくて絶望して仕方なく自分で書いただけのお話。 タイトルは思いつかなくて適当ですすみません。 絶対相性いいに決まってる、この二組!という思い込みと幻覚から生まれました。幻覚強め。 みんなもっと軽率にクロスオーバーしよ? 私の命が助かるので… 狂児が火村にヤクザジョークかまして欲しいですね。 アリスが質の悪いストーカーに狙われてイラついてる火村の前に何故か現れる狂児。 「行方不明は得意分野なんで何かあったらいつでも言うて下さいネ❤️」 「ヤクザに借りは作りたくないね」 「借りやなんて!俺の聡実くんが有栖川先生のファンなん知ってはるでしょ?本が出るの楽しみにしてますねん」 「……」 って感じでジョークと見せかけて本気のやつが読みたいので誰か書いてください。
  • 吐息の花束

    オメガバースの世界の火アリ。付き合い始めた二人が初めてデートします。あべ◯ハルカスでぶらぶら雑貨選んだり、◯パスでお揃いのTシャツ買ったりみたいな他愛のない話。 『吐息の点描』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22568743#2 『溶け合う吐息』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22710352 の続きですが、今回は健全なとこまで。
  • 【火アリ】イン・ザ・ボックス【腐向け】

    窮屈な箱の中に閉じ込められた2人。原作版意識ですがdrmでも。夢十夜の書き出しを真似しておりますが、原作のネタバレはありません。読み切り。
  • 遠雷

    遠雷 III

    「なぁ、明日ええか?先週言うてた物件見に行くんやけど、一緒にどうや」 遠雷 に続き、学生時代のアリスと火村です 引っ越しを迷うアリス、どうでもいいって顔をして背中を押す火村 合鍵を渡す流れか、と思いきや、そこまで行くのにはまだまだ遠いのです
  • ファシリティドッグ

    ブックサンタ2024四作目。 ファシリティドッグの認知を上げたくて書きました。丁度クリスマスイブ発売の、ファシリティドッグに関する本でクラウドファンディングされているようだったので。 断然猫派な火村ですが、ココでは犬(ファシリティドッグ)のことをアリス(犬も猫もどっちも好き)と話しているっていう会話文です。
  • シリウスの距離

    アリス視点。 『ロジカ*デスゲーム』以後、『菩提樹*の殺人』以前の時間軸の中にいる二人。例の告白をしていないアリスと、悪夢を見続けている火村。付き合っていません。 天文知識は一般教養程度です、どこかに齟齬があるかも。見つけた方はお知らせくださいませ。 * * * * 准教授が推理作家にプロポーズするも気づかれない話。うちのアリスさんは相当鈍い。火村先生は大概拗らせてる。 気づかないアリスって、私にとっては原作の世界観で好きなんです。
  • AAお題ったー

    Wish you a very merry Christmas

    AAお題ったーさんhttps://shindanmaker.com/349211からお題を頂きました。 piーpiさんは「夜の研究室」で「ラジオ」「見上げる」を使ったお話を書いて、フィールドワークに励みましょう。 素敵な表紙をお借りしました。https://www.pixiv.net/artworks/52719936 火村視点。35歳の二人。『46番*の密室』『切り裂きジャックを待ちながら』の内容に触れています。未読の方すみません。特に『切り裂き・・・』は読んでないと分からない描写があります。 タイトルはアリスから火村先生への気持ち。 『君にとって最高に幸せなクリスマスになりますように』 どうしても、このシリーズでクリスマスの話を書きたくて無理やり。二人が笑顔で始まり笑顔で終わる話が書きたくて。
  • 星が見えない

    ステキな17歳アリスが沢山あるので私も稚拙ながら便乗してみました。だいぶ遅刻ですが…。 関西弁は温かくスルーして頂けると幸いです。
  • 発火点

    awake

    なにかを欲しいと思う、そういう感情があることは勿論知っていた。 火村とアリスの、はじめての翌朝です
  • 傾くまでの月を見て

    白藍

    アリス視点。火村への気持ちを自覚しながら、すれ違いの二人。火村先生は出てきません。 拗らせた大人、の恋の行く末。大人の恋、ではありません。 時系列はこんな感じ↓ 白日 → 凍蝶 → 風花 ・ 白藍  ・・・  → 桜闇 → 迷宮 ・・・ 作中のパニッツァの『精神犯罪論』は学生時代火村の下宿の本棚にあった本という設定です。 『46番*の密室』の火村先生の講義のくだりを読んで、学術的には批判的な捉えをしつつも自分の悪夢の原因となるトラウマに刺激されて手元に置いていたのでは?と勝手に妄想。アリスも火村の悪夢の分析を深層でしていて夢で出てくる、みたいなことが書きたかった。けど、分からないわこんなんじゃ、すみません。
  • 怪獣のマーチ

    カレー記念日の話。付き合っていない、無自覚同士の火アリ。 『捜査線*の夕映え』がっつりネタばれしてます。未読の方はご注意ください。 コマチさんのエピ、『捜査線・・・』以外うろ覚え。すみません。後で直すかも。 タイトルは米津さんの曲から。この歌詞ってまさにって感じですよね。 コマチさんの振り返りには、カレー記念日と時期が合わない! でもどうしてもアリスとこの話してほしくて。すみません。 准教授はどうだか、ですが原作のアリスってこんくらい鈍そう。(最近『スウェー*ン館の謎』読み直してますます火→アリって思いました)恋愛だと自覚しないままずっと一緒に過ごすんでしょうね、そういうのも書きたい。それに焦れる准教授も書きたいです。

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