概要
1943年、17歳だったイングヴァル・カンプラード(Ingvar Kamprad、1926年3月30日 - )が設立した安売り雑貨店が、元になっている。
1953年に最初のショールームをオープン以後は、順調に売り上げを伸ばしていたが、同業他社との深刻な価格競争に巻き込まれることになり、ライバルの圧力によって、家具[[メーカーからの商品供給を停止される。
そこで自社で独自のデザイナーを抱え、企画・製造・販売まで全てまかなう、「フラットパック(分解された商品は、できるかぎり薄く小さい梱包をされており、車のトランクに積んで簡単に持ち帰ることができる)」の形で販売するやり方に切り替えた。
1963年から、スウェーデン国外での積極的な展開を開始。以後世界の36の国と地域に合計278店舗、そのうち24カ国、246店舗が直営店(他はフランチャイズ方式)で展開。
日本においては、1974年に「イケア日本株式会社」を設立、一度進出したが1986年撤退。
2001年に日本再進出を決定し、2002年7月に日本法人「イケア・ジャパン」を設立。
2006年に船橋に1号店が開店、2020年までに14店舗を展開予定。
同業のニトリは事業展開に当たって、イケアを手本の一つにしている。(因みに価格競争で問屋からの圧力によって、家具メーカーからの商品供給停止を受けたところも似ている。)