概要
小説『Fate/strange Fake』の登場人物。
史実においてはサンジェルマン伯爵とも呼ばれる男。
その名前はフランチェスカが自分をギャフンと言わせた者達としてキシュアの御老体、どこかの学校にいたすっごく古い方言を使う先生など魔術界隈において化物と評される関係者に享楽主義者として並べ挙げられていた。
アヤカが見たリチャードの過去の夢に登場したが、彼自身が自分を評するところによると魔術師でも妖精でも夢魔でも魔法使いでも時間逆行者でもなく、ただの貴族で詐欺師と称する。自動車が生まれてない時代に自動車に乗って現れるという時点で詐欺するという行為の規模がけた外れの域に達している気もするが。アレキサンダー大王に会ったことがあり、その当時のことを当時生きていたかのようにも語った。
そしてその過去の夢においてはアヤカが過去を見るのを見越してたからか、アヤカに向かって語り掛けるなどもはや存在が意味不明の領域である。
余談
サンジェルマンという人物は多くの歴史に存在し、異なる時代の多くの偉人に会ったとされる怪人物。Fateシリーズにおいての彼との関わりがあったとされる者は前述のリチャード、アレキサンダー大王を除外すればソロモン、マリー・アントワネットなどがいる。
このサンジェルマンのデザインはデュマの没デザインであるスチームパンク風の青年の流用となっている。