概要・人物
主人公・安岡紫音の養父兼師匠であるプロ棋士・安岡信次八段の弟子。ようは紫音の兄弟子。眼鏡をかけた黒髪の短髪が特徴の好青年。
原作とアニメではなぜか名前が異なり、後者では「久谷徹(ひさたに とおる)」になっている。
初登場時は奨励会員で三段→終盤で四段に昇格しプロデビューするが、アニメでは終盤で斉藤歩に敗れ四段昇格は先延ばしになったという設定。
年齢は23歳(ただし、プロアマオープントーナメントの時点で)。
気弱な部分が目立ち、それが将棋の指し方に反映されているが、基本的な実力は高く、頭角をあらわにしていくうちに「安岡門下の若獅子」の異名をとるまでに至る。
紫音のことを気にかけており、妹のように面倒を見ている。師匠や同業者の女流棋士・二階堂沙織から気弱な部分を叱責・フォローされている。特に沙織とは紫音のコネで知り合って以来、なぜか行動を共にすることが多くなった。それらの影響もあってか、彼女を意識するようになり、沙織のほうからも意識されている(公私ともに)。
実は劇中でも有数のいじられキャラであり、沙織との初対面時にナンパ呼ばわりされる、師匠の親バカぶりの巻き添えにしばしば被害を受けるなどロクなことがない苦労人でもある。