メテオラ・エスターライヒ
めておらえすたーらいひ
CV:水瀬いのり
概要
オリジナルテレビアニメRe:CREATORSの登場人物。
劇中に登場するオープンワールド型RPG『追憶のアヴァルケン』のゲームキャラクター。
ゲーム内では、ラストダンジョン前に登場する図書館を管理する≪万里の探求者≫と冠される賢者で、主人公である勇者(プレイヤー)に、アイテムを授ける為のNPCとして設定されている。
また、劇中で『原作』の登場している被造物達の中では唯一「原作の完結している物語」から召喚されている。
ゲーム内では、戦闘の場面は殆どない様子だが、現実世界に顕現してからは、手にした魔導書を用いた様々な魔法を使用し、主に防御や結界、召喚や転送などのサポート系の魔法に長けている。
だが、反面『回復魔法』の設定はされておらず、行使は出来ない。
本来は破壊された建造物等を修復する『修復魔法』も使用可能だが、現実世界ではゲーム内と『世界の法則』が異なる為か、効果がなかった。
また、賢者と設定された通り、明晰な頭脳の持ち主でもあり、自身の現状と現実世界の正体を即座に把握、状況に対する観察眼や考察力、緊急時に対する冷静沈着さと行動力、高度な交渉力を持ち合わせており、現時点において、軍服の姫君に反旗を翻す者たちの頭脳と言って差し支えない。
その為、劇中で一番台詞が多く、彼女の考察が物語を大きく動かす要因となる事もあり、一部では『真の主人公』と呼ばれる事も。
本編では、セレジアよりも先に軍服の姫君によって現実世界へ召喚されていたようだが、早々に、軍服の姫君と手を結ばず、懐を別っており、セレジアと颯太が軍服の姫君の襲撃を受けている所に駆けつけ、銃火器を大量に召喚(後に自衛隊基地から無断拝借したものであることが判明し、危うく賠償責任を負わされるところであった)して彼女らを援護し、窮地を脱した。
その後、颯太の前から姿を消すものの、同じ境遇であるセレジアと共に、颯太の元へと向かい以降は行動を共にする。
現実世界への顕現当初から自分の世界を作った創造主に対して複雑な感情を抱いていたが、創造主の死を切っ掛けに『追憶のアヴァルケン』をプレイし、故人の作品への思いを悟り、自分の世界を改変せず、『大崩潰』から守る決意を固める。
その後「特別事態対策会議」との接触によって彼らとの協力体制を確立。保護下に入る一方で行動の自由と事態対処における行動の優先権を勝ち取ることにも成功し、それまで通りまりねの元にセレジア共々厄介になることになる(メテオラ曰く「エブリデイ女子会」)。
因みに、場を和ませようと駄洒落を言う事もあるが、その抑揚のない口調と相まって、大抵は滑らせている。
さらに被造物達の中でも特に食事している描写が多く、視聴者の間では早々に食いしん坊キャラが定着。ある意味被造物達の中で一番現実世界生活を満喫している人。