概要
CV:梅津秀行
元大天狗。
かつては如意ヶ嶽を治めていた絶大な力を持つ大天狗で、如意ヶ嶽薬師坊と呼ばれていた。
狸たち相手に教鞭をとったり、また下鴨総一郎とは盟友であった。
弟子に弁天がおり、自由奔放に生きる彼女に恋い焦がれている。
勘当されて日本を離れた息子がいるらしい。
魔王杉から落ちたという「魔王杉の事件」をきっかけに神通力を失って老耄する。
持っていた天狗道具もことごとく弁天に貢いでしまい、
現在では出町桝形商店街裏のアパートにて人間の老人同然に暮らしている。
それでも、狸界から偽右衛門(狸の頭領のこと)選挙への立ち合いを要請されるなど、
天狗としての権威は無視し難いものがある。
赤玉という名は、「赤玉ポートワイン」を好むところからきている。
教え子の一人である下鴨矢三郎が訪れて、身の回りの世話をしているようだ。