独特の表現や、登場する魅力的なキャラクターにはまる人続出中の小説家。
京都を舞台にした作品が多く、レトロでハイセンスな表現が特徴的。
来歴
京都大学農学部生物機能科学学科応用生命科学コースを卒業、同大学院農学研究科修士課程修了。
2003年8月『太陽の塔』第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞
2007年4月『夜は短し歩けよ乙女』2007年本屋大賞 2位獲得
同年5月『夜は短し歩けよ乙女』第20回山本周五郎賞受賞
同年7月『夜は短し歩けよ乙女』第137回直木賞候補
2009年1月 自身のブログで結婚を発表
2010年12月『ペンギン・ハイウェイ』2010年日本SF大賞受賞
2017年3月『[[夜行』第7回広島本大賞受賞
2019年4月『[[熱帯』第6回高校生直木賞受賞
なお、森見氏は2011年に連載を掛け持ちすぎて体調を崩し、奈良へ帰郷して作家としての活動を一時休止したが、その後作家活動を再開し、『熱帯』の完成をもって2011年の全休載の後始末は終了した。その後、2013年の「十周年記念作品」として「聖なる怠け者の冒険」「有頂天家族 二代目の帰朝」「夜行」を発表したが、結局十周年の内に出たのは「聖なる怠け者の冒険」だけで本人のブログにてやむなく10周年延長を宣言していたが、遂に2016年10月に「夜行」を出版して無事に10周年を迎えることができた。
代表作
登美彦氏はしばしば著作を「我が子」と呼び、自身のブログ「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」の中では、擬人化された著作たちが氏の子どもとして登場する。
アニメーション化されている作品は以下の通り。
- 2作目 次男. 四畳半神話大系
- 4作目 長女. 夜は短し歩けよ乙女
- 6作目 五男. 有頂天家族
- 10作目 八男(ペンギン?). ペンギン・ハイウェイ