概要
デジタル放送の標準機能として定められている。
もともと聴覚障がい者や耳の遠い人向けに始まった機能だが、健常者でも字幕放送は見られる。
デジタルテレビの標準機能として搭載されており、特別な契約無しでも、テレビを操作してすぐに字幕放送を出せる。
ワンセグでも字幕放送が見られ、イヤホンが無い環境下でもテレビを楽しめる。
ただ、全ての番組で字幕が有効であるとは限らないので注意が必要。地上波や一部衛星放送ではそこそこ字幕番組が充実しているが、なかには字幕放送を稀にしかやらない局があったり、一切やらない局もあったりする。
公式の表記?
アニメ等の字幕放送では、いわゆる「語録」がどのように文字起こしされるのかにも注目が集まる場合もある。大抵の場合、字幕放送上の表記が「公式の表記」として見なされる。
アニメ「けものフレンズ」がわかりやすい例だろう。もともとテレビ東京系列の一部(東京、大阪、愛知)で字幕無しで放送された深夜アニメだが、放送地域を拡大(TXN全6局)して朝時間帯で放送(再放送扱いの地域有り)された際に字幕放送が付与された。
既に最初の放送が終了してから半年近く経過しており、語録もほぼ確立していた状態で字幕付き放送が行われた。
字幕放送上では、語録とは異なる表現になっているセリフが殆どだった(「みんみー」→「みみ」等)ために少し衝撃も走ったりしたようだ。