獣王星は、樹なつみ作のSF漫画作品で、2006年にアニメ化もされた。
ストーリー
西暦2436年、地球から150光年の距離にあるバルカン星系に移民していた人類は太陽系から独立し、独自の政府を築いていた。バルカン星系の首都であるコロニー「ユノ」に住む双子の兄弟、トールとラーイは政治家でかつ科学者の両親を持つエリートの出自。11歳の彼らもエリートへの道を歩む日々を過ごしていたが、ある日両親が殺され、トールとラーイの二人も今まで存在さえ知らずにいた、死罪のものが送られるという死刑惑星「キマエラ」に落とされる。厳しい環境で想像を絶する生態系をもつキマエラは獣王と呼ばれる王が支配する弱肉強食の世界。最先端の設備に囲まれ環境も整備されたコロニーで育ったトールとラーイにとっては生きることさえ困難な星だが、生命力に溢れるトールは惰弱な弟ラーイを連れ、生き延びるために戦っていく。高い適応力を見せ短い期間でキマエラに順応していくトール。やがて、獣王になればキマエラの外に出られることを知ったトールは、両親の殺害と自分達がキマエラに落とされた理由を知るために獣王になることを目指す。
登場人物
- ラーイ・クライン(CV:高山みなみ)
- ティズ(CV:水樹奈々)
- サード(CV:小栗旬)
- ザギ・フェンリル(CV:中井和哉)
- カリム(CV:朴璐美)
- チェン(CV:深見梨加)
- コリン(CV:飯塚昭三)
- ユウキ(CV:志村知幸)
- オーディン(CV:有本欽隆)
- ドーン・ロキ博士(CV:江川央生)
- ギリング元帥
- ヘイムダル大佐(CV:藤原啓治)
- クライン(CV:林一夫)
- イヴァ(CV:高山みなみ)