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編集者:DK
編集内容:「四天王なのに5人いるという事だ・・・。」

四人の公王

よにんのこうおう

四人の公王とは、フロム・ソフトウェア製アクションRPG「ダークソウル」に登場するキャラクターである。

概要

小ロンド遺跡の最奥、深淵に封じられた存在。

四人の公王は、かつてのロードランにあり、「小ロンド」の名を与えられた小国の偉大な指導者であった。その功績を認められ、人間の身でありながら大王グウィンより「王のソウル」の一部を分け与えられていた。しかし、世界の蛇に唆された彼らは闇に堕ち、ダークレイスとなった従騎士達と共にロードランに災厄をもたらす。

ソウルで生きる全ての敵と化した四人の公王を封じるため、封印の魔術師達は住人ごと小ロンドを水没させるという強硬手段を取らざるを得なかった。

長らく水底に封じられていた四人の公王だが、火継ぎの使命を帯び、王のソウルを集めるべく小ロンド遺跡にやって来た主人公の手で再び解き放たれる。

姿は人型であるものの、朽木のような白いささくれ立った巨体であり、右手に巨大な剣を持ち、左腕は全て欠損している。攻撃している姿を遠方から観察すると、右腕と剣の長さが異常なまでに長く、実際これがプレイヤーの回避を困難にしている。

ボスキャラとして

木の枝のような左腕を持つ、全身灰色の巨人。右手の巨大な剣による薙ぎ払い・突きの他、凄まじい追尾性能を誇る魔法弾、高威力・広範囲の衝撃波、プレイヤーを吸い寄せてHPと人間性を奪う攻撃等を仕掛けてくる非常に厄介な敵。

しかし、この敵の脅威はそれだけに留まらない。「四人の」公王と呼ばれる通り、複数体存在するのである。戦闘開始時点では一体のみだが、一定時間が経過すると全く同じ性能を持つ増援が現れ、時間が経過するごとにまた一体、また一体と増殖してしまう。そのため一体一体を短期決戦で仕留めることが重要となるのだが、先述の通り単体でも厄介なボスであるため、増援が出現するまでの制限時間内に倒すことは容易ではない。

詳細なゲームシステム内の仕様としては、公王一体ずつに設定されているHPを総計した全体のHP数値を0にしないとプレイヤーの勝利とならない上に、戦闘開始からこちらが何体倒していようが関係なく時間経過とともに画面内に最大四体まで増える。つまり1体目や2体目を倒してから手間取ると、いつまでも増援の加わった公王四体を同時に相手にし続ける羽目に陥るので、そんな笑いたくても笑えない状況に苦しめられたプレイヤーたちからは”だいたい四人の公王”だの”5人揃って4人の公王”と呼ばれる。クロマティ四天王龍造寺四天王のようである。

一周目に限るが、逆に立ち回り次第では「一人の公王」にする事もできる。

また、四人の公王との戦いの場である「深淵」は、とある指輪を装備しなければ即死してしまう特殊なマップである。指輪を実質一個しか装備出来ず、難易度を上昇させる要因の一つとなっている。

NPCや他プレイヤーを召喚したとしても、ゲームシステム上ボスのHPが増加してしまうため、短期決戦が求められるこのボスの場合、必ずしも有利になるとは限らない(周回時はむしろ一人で戦った方が良い)。

こうした事情から、四人の公王はダークソウル屈指のトラウマボスとして認識されている(アップデートで幾分か弱体化されてはいるのだが…)。ただ、最弱と言われるアストラの直剣のみでカンスト7周、人間性なし、白霊二人召喚という条件でも撃破した報告は確かにあるので、慣れてしまえばその限りでもない。

中には折れた直剣と火炎壺等の投擲アイテムだけ、竜体の火炎のみといった、まともでない装備でも攻略したプレイヤーもいた。屈指の難敵でありながら、僅かでも可能性のある限り、ありとあらゆるスタイルでの攻略が試されつくされた魅力的なボスでもあった。

攻略ポイント

実は高火力を確保して回避さえしっかりすれば、近接戦でもそこまで苦戦するボスでもない。しかも、どんなに詰まってもDLCで追加された魔法、「闇の飛沫」を密着して叩き込めば安全に処理できる。

下記の事項を知っていれば大体はうまく立ち回れる。

・根元は意外にダメージが低いが、白霊を呼ぶとラグでその限りではなくなる。

・接近してロックしたら基本的に右に移動し続ける。これで縦振りと突きの攻撃が外れる。

・横払いの攻撃はローリングで回避可能。

・追尾弾は追尾が20秒と長いため、魔法カット率の高い盾で早めに受ける。

・吸い込み攻撃は遠くに逃げるか、右にローリングで回避。

・白い光となって3秒ほど消滅している間もダメージが入る。

・ソウルの結晶槍や闇の飛沫のような攻撃力の高い魔法があると楽。

・他の個体同士を近づけない事。四体揃うまでは個体同士が離れていれば一体しか攻撃してこない。

・離れる時もあるがこちらに戻ってくるので無理して追いかけない。

・ハベルの鎧のような強靭度が高い装備でごり押しするのもいいし、重量が軽い装備で回避に徹するのも悪くない。

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