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DMVの編集履歴2011/04/26 20:47:29 版
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DualModeVehicleの略。線路と道路両方走行可能なバス。

概要

日本では鉄道が走る軌道と自動車が走る道路両方走行可能なバスをさすが、欧米では内燃機関と架線からの供給といった2つの異なる動力源を使用できる鉄道車両を指す。

日本におけるDMVの開発経緯

利用の少ない路線の維持費削減のために開発されている。

特徴

利点

線路の保線費用が安い。

・災害時に迂回可能。

・新造時のコストが鉄道車両より安い。

・軌道上であれば、一般道の法定上限速度である60km/hを超える速度の走行が可能。

・運転台が片方で済み、転車台も不要。

・軌道上は1編成の列車として走行し、各地で各行き先のバスとして運行可能

・単線でも線路沿いに道路があれば対向列車待ちをする必要がない。

・渋滞に巻き込まれる可能性が減らせる。

・新しい区間開発が容易。

欠点

・バスとしては重くて高価。

・鉄道としてはタイヤで駆動するためエネルギー効率が悪い。

レールバスに比較して乗車定員が少ない。

・それぞれの経路で使用しない車輪が死重となりエネルギー効率が悪い。

・軌道走行時に事故を起こした際は鉄道車両よりも危険。

・保安装置が自動車用と鉄道用両方必要。

・自動車と鉄道両方の検査を受けなければならない。

・免許が二種類必要。(大型二種と動力車操縦者)

ホームの改造または新設が必要。

・鉄道としては出力が小さい。

ご先祖様

過去にも似たような「アンヒビアンバス」(「アンヒビアン」(amphibian)とは両生類という意味の英単語)という交通機関の実験がなされたが失敗に終わっている。原因は乗り入れ場所でバスに鉄道の台車を取り付ける(台車を搭載するとバスとして重過ぎる)というものであったために、動力系統の延長や脱着の手間がかかりすぎることが原因。

関連タグ

交通 バス 鉄道

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