メールを使ったオンラインゲームを差すPlay By Mailの略。
概要
元は、海外で発祥した手紙をやりとりして行うゲーム全般を指す言葉だが、日本では遊演体が物語形式のPBMをネットゲームと称して始めたことで、上記の意味で浸透した。
オフィシャル側が世界観を提示し、プレイヤーはそこに分身であるキャラクターを登録するのがゲームのスタート地点になる。
プレイヤーはその世界でのキャラクターの行動を(メールにして)送り、オフィシャル側は全プレイヤーから寄せられたその行動を判定し、その結果を小説仕立てにして返送する。
このサイクルを1ターンなどと呼称し、数度のターンを経てゲームは終了する。
明確な勝敗はなく、極論一般化すれば「楽しめれば勝ち」と言うことになる。
綿密な世界観や種族設定をバックボーンに作られる多彩なオリジナルキャラクターや、
同時に多数のプレイヤーによる働きかけの相互作用などで戦闘や物語の行く末に、予測のつかない結果が生じるダイナミズムさがウリである。