主に郵便を使ったロールプレイングゲームを差すPlay By Mailの略。
近年はインターネットの普及と共にオンライン化が進み、郵便の代わりに電子メールを使用するものも多い。その場合、PBeM(Play By e-Mail)と呼ばれ区別されることもある。
概要
元は、海外で発祥した手紙をやりとりして行うゲーム全般を指す言葉だが、日本では遊演体が物語形式のPBMをネットゲームと称して始めたことで、上記の意味で浸透した。
オフィシャル側が世界観を提示し、プレイヤーはそこに分身であるキャラクターを登録するのがゲームのスタート地点になる。
プレイヤーはその世界でのキャラクターの行動を(メールにして)送り、オフィシャル側は全プレイヤーから寄せられたその行動を判定し、その結果を小説仕立てにして返送する。
このサイクルを1ターンなどと呼称し、数度のターンを経てゲームは終了する。
明確な勝敗はなく、極論一般化すれば「楽しめれば勝ち」と言うことになる。
綿密な世界観や種族設定をバックボーンに作られる多彩なオリジナルキャラクターや、
同時に多数のプレイヤーによる働きかけの相互作用などで戦闘や物語の行く末に、予測のつかない結果が生じるダイナミズムさがウリである。
遊演体以外にも、ORGが過去に往復ハガキを使用したPBMを展開(読者参加型RPGとも)していた。ダブルムーン伝説や聖獣魔伝ビースト&ブレイドは、後にTRPGにもなったのだが、元々はPBM版が原作となっている。
類似ゲーム
キャラクターをつくりダイスの出目で判定をしながら物語を進めるテーブルトークRPGが原型。
関連タグ
PC NPC 自PC PC描いてみた 依頼絵 オリジナルキャラクター
オンラインゲーム オンラインセッション ネットゲーム MO 定期更新型ネットゲーム PBC なりきりチャット
遊演体の展開していたPBM
- NG88
- 蓬莱学園シリーズ
- 1990年と1994年の2回行われた
- 夜桜忍法帖
- 鋼鉄の虹
- こうもり城へようこそ
- 勇者110番
- 星空までは何マイル?
ゲムルが展開したPBM
- カナン~最後の神
- 現在、カナンRPGというTRPG形態で継続中