CV:潘恵子 上田みゆき(劇場版第1作) / 名越志保(特別版) 種田梨沙(U.C. ENGAGE)
概要
ジオン占領下にあるニューヤーク市の前市長にして、財界の名家の当主・エッシェンバッハの娘。
世間知らずの箱入り娘だが、反面芯の強い性格で行動力もある。
ガルマ・ザビとは相思相愛の間柄で婚約もしていたが、ジオン嫌いの父親には猛反対されていた。
自身との結婚を認めてもらうために尽力するガルマの身を案ずるが、結局彼は戦友であるはずのシャア・アズナブルに謀殺されて帰らぬ人となり、恋は悲恋に終わった……。
その後、ガルマの部下による弔い合戦に強引に同伴、ガウ攻撃空母の艦橋から戦場を体験する。
ホワイトベース隊との戦いの中、シャアが恩を売るために援護に駆け付けるが、彼こそが本当の仇であることは知る由も無かった。
激戦の末にガウが次々に撃墜され、イセリナが乗ったガウも墜落寸前に陥る。
敗北を悟ったイセリナは墜落寸前のガウを自ら操縦してガンダムに体当たりを敢行。
ガウはガンダムに激突する直前に地表にぶつかり、結果的に不時着する形となった。
地表を滑るガウにぶつかって弾き飛ばされたガンダムから、パイロットのアムロ・レイが姿を現す。
イセリナは最後の力を振り絞ってガウの機体上部に上り、アムロに銃を向ける。
「ガルマ様の、仇…!」
アムロ「か、仇だと…?」
しかし、イセリナはそのまま力尽きてしまい、あらぬ方向に銃撃しながらガウから転落して死亡した。
彼女の遺体はその場でホワイトベース隊によって埋葬されたが、憎悪を向けられたアムロは次回で「新米の兵隊のよくかかる病気」になってしまう。
コミック『機動戦士ガンダム ラストホライズン』では、イセリナにはレミア・ラランという学友がおり、ジオン軍のパイロットとして北米戦線に属している。
尚、彼女絡みの話は担当した脚本家からクサすぎると言われ本筋以外の話として劇場版ではシャリア・ブルと共にカットされた(どちらも富野由悠季氏が演出を担当した話とキャラクター)