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概要
「代替現実ゲーム」と訳される、ユーザー参加の体験型イベントの一種。
“ alternate ”は「物事が交互に連続する」という意味合いで、混同されがちな“ alternative ”は「選択肢としてどちらか/どれか一つ」となるため、少なくともARGでは明確に区別される。
ユーザーの日常をゲームの一部として取り込み、ゲーム側で用意されるイベントや謎解きに現実世界を介して参加するという体験に主眼が置かれており、様々なメディアやプラットフォームから提示される断片的な情報・ヒントを元にして、プレイヤーがゲームに挑むという形式。
元々はプロモーションの一形態として発案された事もあり、広告との親和性は高いともいえる。
単なるクイズイベントではなく、「プレイヤー」達の働きかけがゲームシナリオ・物語と相互に影響し合う事でイベントが進行していくのが大きな特徴であり、大規模なものになると数年単位の仕掛けを用意している運営・主催者も存在する。
一方では、運営側が用意した渾身のギミックを、参加者たちが数の暴力で瞬く間に解決してしまう事例も散見され、こうしたエピソードもメインとなる物語の“裏話”のように組み込まれていくのが魅力の一つと言えるだろう。
関連タグ
- AR:こちらは「Augmented Reality」(拡張現実)であり、現実世界に投影された仮想空間が主軸となる。ARGにもARを利用した仕掛けが取り入れられるため混同されているが、概念としては別物。
- PBM:過去に游演体が行った『メイルゲーム88』は、まさにARGの先駆者ともいえるような内容のゲームだった。
- Project:;COLD:直近で話題となったARGの一つ。