水木しげる原作の漫画「新編ゲゲゲの鬼太郎」の『木の子』と、それを元にしたアニメ3期鬼太郎の『木の子と妖怪山天狗』に登場するキャラクター。
幼いころの姿は水木作品によくいるタイプの子供だが、成長後の姿は原作の時点で水木しげる作画のキャラクターの中でも異様と言えるほどの美少女として描かれている。
原作版
幼いころに森の中で迷子になり、森の精霊「木の子」達と出会う。
そのまま木の子達と仲良くなって森の中で過ごし続けたため両親と生き別れ、行方不明者として扱われていた。
それから5年の月日が流れ、身も心も変わらぬままの木の子達に対してモモコは女性らしく成長していた。
衣服を着る習慣すらなく一糸纏わぬ姿であったが、木の子に胸のふくらみを指摘されて恥ずかしがるなど、それなりの羞恥心も生まれており、森の中で過ごし続けることに疑問を感じ始めていた。
その矢先に精霊の噂を聞きつけたカメラマンに盗撮され、両親の知るところとなる。
アニメ版
舞台が「天狗森(てんぐのもり)」となり「モモコ行方不明」の話は松茸(当時の高級食材だった)の宝庫であることを隠すための嘘と推察したねずみ男が騒動に巻き込まれる形となっている。
外見は原作に忠実な第二次性徴を迎えた全裸の美少女ではあるが、原作のような羞恥心はない。
代わりに天童ユメコの幼馴染という設定が追加され、幼いころに共に遊んだ記憶が人間社会に戻る兆しとなった。