CV:細谷佳正
こうの史代の漫画、およびそれを原作としたアニメ映画『この世界の片隅に』の登場人物。
主人公北條すずの夫で4歳年上。少し不器用なところも有るが誠実で温和な青年。呉の海軍法務局に勤務している文官。
とある女性に思いを寄せていたが家族の反対に合い、幼少時に邂逅したすずを探して縁談を申し込み、彼女と結婚した。
当初は、一方的に縁談を申し入れた事に引け目を感じ、すずが自分を本当に好いてくれているのか自信が持てず、彼女の幼馴染みの水原哲が訪ねて来た時は、彼にコンプレックスを抱いた事も有った。
この世界の片隅に
後半のネタバレを含みます
かつて白木リンのいた遊郭に上司に連れてこられて彼女と知り合い、一時期は彼女と結婚を望んでいた。
しかし娼婦を身請けすることは温和な北條家を持ってしても受け入れられず猛反対にあい、彼女を諦めることになる。
哲の訪問や晴美の死亡も重なり、一時はすずともギクシャクするがすずの立ち直りもあって夫婦仲も戻り、終戦後も改めて二人で歩むことを決める。
海軍が解体される秋頃まで職務を全うし、その後は広島市内で職を得たようである。