「World' BADEND」とは、かなり自由人として有名では無い疾風が、趣味程度に描き、そして文字として描きだした、趣味、自己満足で構成されたオリジナル小説である。
ストーリー内容
なんらかの“世界の事情”で造り上げた世界、通称「別世界」と「正式世界」という対立した世界の中で、とある少年少女が奮闘する、ミステリチックな鬱展開が多い話。
そんな世界の事情の中、主人公がどうやって成長し、道を間違えた少年少女達を元の道に歩ませることが、今回のBADENDの終幕の鍵になるらしいが…
二つの世界
正式世界
いわば、正常、言うなら私たちが住んでいる世界の事を示す。
普通に学校もあり、都会、土地の面積分け与え、ましてや政治、政権まである、私達にとっては日常茶飯事のような生活を送っている住人が住む世界。
別世界
正式世界と言う「正常者」だけを求めてきただけのことでできた、異常者を追放する牢獄と言っても過言では無い世界。
しかし、日本が某戦争で二度の奇跡を起こしたように、この別世界も同じように奇跡を起こし、荒地だったこの世界を人間が住みやすい世界に、罪の無き異常者達が作り変えた。
そのため、多少異常者がうじゃうじゃいても、正式世界とは変わらない生活を送れるようになった革命の世界とも呼ばれるようになった。
キャラクター名紹介
箕十八女桐生
WBの主人公。読み方は「みさかりきりゅう」と読む。
別世界の中央地区に建てられた学校の高等部一年生として、日々勉学を共に自身の成長を楽しんでいるリア充。そしておまけに記憶喪失している。
親友、鬼七月(ぬくたにじゅらい)と、昔からのガールズフレンドである霧嶋咲良と共に青春を謳歌している。
ちなみに、彼の学力の偏差値は70オーバーらしい。どんだけだ。高等部一年。
霧嶋咲良
WBの中央区に建てられた学校の校長にして理事長を務めている15歳。読み方は「きりじまさくら」。
学校に勉学を教える教員がいないからか、わざわざ咲良が低学年と中学年に勉強を教えてやっている、いわば生徒のお姉さん的存在。
桐生に淡い恋心を抱いており、どうしても桐生の前だと言葉が空回りしてしまうことも何回かあるらしい。
しかし、その行動とは裏腹に───彼女は、重大な使命を請け負ったりしていた。それが、世界の中心であり、別世界管理人になるとわかる、世界の生きざまを刻むということに、咲良以外は誰も────知らない。高等部一年。
鬼七月
彼の名前をまず初めに一発で読めた奴はいないらしい。ちなみに読み方は「ぬくたにじゅらい」と読むらしい。
桐生とは昔からいろいろつるんでる良い友達的存在なのだが、どうしても部分的に能天気なところがたまにキズ。
同クラスで同い年のルシアは、嫌いじゃないけど好きにはなれないとの事。数ある別世界公式「咲良さんファンクラブ」の会員ナンバー01のカードを持つ咲良信者だったりする。高等部一年
ルシア・イレステラ
授業が終わった後の休み時間、ずっと窓の外を見つめてぼうっ、としてる青髪少年。正直クラスの中で孤立していたりする。
あんぱんが好物らしく、昼食はあんぱん以外の食べ物を食べているところを目撃した人物はいないという事。
今後の予定では、咲良と対立した考えを優先し、元親友だった箕十八女桐生の本当の人格を取り戻すために、いろいろ夜中に行動する。まぁ、その深夜徘徊が理由で一章では首落とし殺人事件の犯人だと疑いを皆にかけられるが……。桐生と棱宮と話す時だけ、天使のほほえみのような笑顔を見せる。高等部一年
棱宮楔
WB1の腐女子キャラクターにして、WB1の幸せキャラ。名前の読み方は「かどみやくさび」。
箕十八女桐生とは、今後はルシア絡みで深い関わりを持つことになるが、それがルシアという初恋相手に近づくための作戦の一つだとは、まだ誰も知らない。ルシアが大好き過ぎて生きるのが辛いらしい。中等部三年。
その他のキャラ名
・楼糀春風
・体解絵画
・セリシア・イレステラ
・ノルノ・イレステラ
・霧嶋倉佐
・風間狭
・箕十八女砂丘
・その他もろもろ
イラスト
絵師 イツリ
今回のオリジナル小説の挿絵や表紙の絵を担当を受けてくれたのは、作者の友人であり親友である人物、イツリが手掛けてくれている。
絵の出来が凄過ぎて正直作者の執筆力がどれだけ艇底であるか毎回思い知らされてばかりである。