旭日の艦隊

きょくじつのかんたい

旭日の艦隊とは荒巻義雄原作の架空戦記である。同氏の紺碧の艦隊とも世界観を共有し、登場人物も共有されている。

旭日の艦隊とは荒巻義雄原作小説でコミック、OVAなどもある。

作品解説

『旭日の艦隊』は荒巻義雄原作の架空戦記。

笠原俊夫によって漫画化されたほか、1997年 - 2002年にOVA化されている。『紺碧の艦隊』とは表裏一体の関係にあり、また同時期の話として英独ソ各陣営の戦史を編纂したという名目で構成された『旭日の艦隊後世欧州戦史』シリーズがある。続編は『新・旭日の艦隊』および『新・紺碧の艦隊』。

ストーリー

運命の開戦から4年目、紺碧艦隊をはじめとする日本陸海軍はアメリカを牽制し続けていた。照和20年8月15日を迎えるも大戦は終結せず、ヒトラーの台頭を許してしまい、ヨーロッパはナチスに占領されつつあった。窮地に追い込まれたイギリスは日本と単独講和を果たし、日本は超戦艦日本武尊を旗艦とした、40隻からなる「旭日艦隊」を英国援護の派遣軍として出撃させる。

登場兵器

日本武尊

ロ号弾

登場人物

大石蔵良

声の出演玄田哲章

海軍元帥。旭日艦隊司令長官。奇想天外な作戦を繰り出すため、高野からは「不気味で恐ろしい男」と言われている。作戦を思いつくとき右の耳たぶをつまむ癖がある。海外の人々からは「アドミラル大石」と呼ばれ、慕われている。前原の士官学校時代の教官。趣味はコーヒーを入れることであり、自ら腕を振るう。転生者の一人であり、前世では大和に乗艦し戦死した。紺碧会のメンバーであり、分派の赤穂会会長。

アニメ版では肩にかからない程度の長髪をオールバックで固め、制帽を斜めに被る。ややスティーブン・セガールに似た風貌。