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ザック・ヴァン・ブレイス

ざっくゔぁんぶれいす

ザック・ヴァン・ブレイスとは、PlayStationのRPG『WILD ARMS』の主人公の一人である。同じく主人公であるロディが辿る運命の、その“発端”に居る人物である。

斬捨て御免ッ!!

CV安井邦彦(無印ドラマCD)/咲野俊介アルターコードF以降)

パーソナルデータ

年齢27才
身長177cm
体重63kg
クラスブレードスナッパー
好きなもの俺様の美学(WA)/逆境の中、精一杯の不敵系(WA:F以降、好きな笑顔)
嫌いなもの俺様の美学に反するもの(WA)/アマチュアスポーツ全般(WA:F以降、嫌いなスポーツ)

人物

早撃ち(ブレードスナップ、居合いに近い超スピードの剣術)を使うトレジャーハンター

何かにつけて「自分の足の長さ」について言及(自慢)する癖がある。

カゼネズミ(亜精霊)ハンペンを相棒に各地の遺跡を盗掘し、「絶対たる力」を探していた。

ガサツで口が悪いが、気さくで仲間思いな一面を持つパーティの兄貴分。

ある理由から王族を嫌い、アーデルハイド公国の公女であるセシリアに対し突っぱねた態度を取る事も多かったが、次第にその姿勢を改めるようになる。

ネタバレ

※以下はワイルドアームズの重大なネタバレを含みます

素性

本名はギャレット・スタンピード

全世界に2つしか残っていない国家・アークティカ公国に仕える騎士「氷狼騎士団(フェンリル・ナイツ)」が一人であり、その時の二つ名は籠手(ヴァン・ブレイス)。フェンリル・ナイツのメンバーは武具の二つ名を持つのが通例となっていた。これが意味する所は「剣や盾を構える手を守る」すなわち、「仲間を守る」という意味を持っていた。しかし、アークティカは魔族の襲撃で彼一人を残して全滅。

その為、仲間と、自身の想い人であるエルミナ・ニエットを死に追いやった魔族に立ち向かうべく「絶対たる力」を求めるようになった。

この事件の最中、王位を継いだ王弟が尊大なだけの無能者だったため王族不信になってしまい、セシリアのことも王族と言うだけで毛嫌いしていた。

アルハザードによって騎士団は壊滅状態となり、ザックは同僚であり想い人であるエルミナ・ニエットの尽力によって脱出。魔族の復活を世界に知らせるように託されたが、残された一国であるアーデルハイド公国に魔族の脅威が伝わる事はなかった。ザックは自らの手で復讐を果たすべく「絶対たる力」を求め、渡り鳥となった。アークティカ城を脱出した際にエルミナからリボンを渡され、それは「ザック」を名乗る彼の髪に結び付けられている。

「ザック・ヴァン・ブレイス(お荷物の籠手)」はその時の無力さに対して自戒の意味を込めて名乗っている偽名である。

元々はチンピラだったがエルミナに見込まれ、氷狼騎士団入りを果たす。「早撃ち」も彼女から教えてもらったものである。

ストーリーへの絡み

絶対たる力を求めていたところ、アーデルハイドにて遺跡調査の依頼を受ける。そこでロディとセシリアの両名とトリオを組み、これを解決。その後、アーデルハイドにて魔族の襲撃に出くわす。再びロディとセシリアに協力したのが縁となり魔族を挫くべく行動を共にすることになった。

魔族と戦う最中、魔族幹部の一人レディ・ハーケンの正体が人体改造を受けたエルミナであると知る。ザックは最も守りたかった存在と戦わなければならないことに苦悩。しかし、仲間たちの励ましによって立ち直り、すべてが始まった場所アークティカ城にてレディ・ハーケンと一騎討ちを展開。死闘の末にかつての師を打ち破った。

死に行くエルミナから既にザックは絶対たる力を手にしていたと語られる。仲間を守るために、未来のために剣を振るう……それこそが絶対たる力「勇気」だった。

その後、魔族との決戦へ突入。カ・ディンギル最上階にてアルハザードを滅し、仲間たちの仇討ちを果たした。アルハザードを斬ったのは復讐心ではなく、未来を切り開くための刃であった。

魔族との戦いに勝利した後はロディとコンビを組んでファルガイアを旅している。

余談

「アルターコードF」では基本的に剣を抜くことはなく、鞘に納めたまま相手を殴るが早撃ちを発動させた時には技によっては剣を抜く。

ちなみに無印はイラストとゲームグラフィックで髪型に違いがある。イラストでは毛先にリボンを結んでいるが、ゲームではうなじのところで括っている。「F」ではゲームグラフィックの方に統一された。

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