アサウラによるライトノベル作品。SD文庫刊。イラストは柴乃櫂人。
半額弁当を求めてスーパーで争い合う"狼"と呼ばれる者たちの戦いを描いたバトルコメディ。
ギャグ調のパートも多いが、全体としては強い信念を持った者たちが譲れないもののために争う熱血シリアスストーリーであり、しかしその譲れないものが半額弁当だったり、戦いの場所が『おさかな天国』流れるスーパーであったりするせいで、シリアスがシリアスにならない、というタイプのコメディ。
Gガンダムに近い、といえばわかる人はわかるだろう。
作者の趣味であるSEGAネタが豊富。
びゃあああうまいいいとか波動球とか、ネット系のネタも豊富。
ストーリー
ある日スーパーの半額弁当を手にしようとした高校生、佐藤洋は気づけば地面に倒れていた。
やがて彼は知る。
礼儀と誇りを持って半額弁当を奪い合う、"狼"と呼ばれる者たちの世界を。
登場人物
佐藤 洋(さとう よう)
主人公。高校一年生。
寮住まいで家からの仕送りによる貧乏生活を送っていたが、ひょんなことから"狼"たちの戦場に出くわし、その世界へ足を踏み入れていく。二つ名は変態。
槍水 仙(やりずい せん)
高校三年生。HP(ハーフプライサー)同好会部長。
"狼"の中でも一目を置かれる凄腕。クールだが、優しさも持ち合わせている。
二つ名は氷結の魔女。
茶髪
名もなき"狼"。女子高生だが、良い乳をしているらしい。
木和田 輝(きわだ てる)
全てが謎の人物。